ウェディングドレスも決まり、小物合わせも進みもうすぐ結婚式を迎える方、準備は万全でしょうか。中にはやろうかどうか悩んでいるアイテムや演出、装飾品もあると思います。飾りつけはどうしよう、ウェルカムボードは、グローブはなど迷う部分は出てくると思います。中でもネイルをどうしようかと悩んでいる女性は多いのではないでしょうか。今回はそんな結婚式でのネイル(ブライダルネイル)についてご紹介します。
概要
ネイルとは正式にはネイルアートのことを言い、手の爪に施す化粧や装飾のことです。特に結婚式に合わせて行うネイルのことをブライダルネイルと呼びます。ネイルはジェルネイルやマニキュアなどのさまざまな種類からなる総称です。ネイルサロンで行うのが大多数でしたが、近年では自分でネイルを楽しむ女性も増えてきています。
ネイルの種類
ここではネイル、特にブライダルネイルの種類を見ていきます。
◇ジェルネイル
自爪に専用のジェルをのせ、UVライトで固める方法です。
・特徴
1、2~4週間キレイが長持ちする
2、簡単にはとれない
3、デザインが豊富
・費用
一色あたり数千円でデザインによって大きく変わります。複雑で色を多く使うデザインの場合は1万円以上かかります。
爪にコーティングするため爪の強度が上がります。自爪が弱い人にはおすすめです。しかし、ネイルを自分でとることができないため、結婚式のあとすぐにネイルをとる必要がある人には向きません。
◇スカルプチュア
溶かしたアクリル素材を固め、人工爪を作る方法です。ジェルネイルと似ていますが、違いは爪の長さを自由に変えられる部分です。
・特徴
1、自爪が短くても長さ調整が可能
2、デザインが豊富
3、2~4週間とキレイが長持ちする
4、簡単にはとれない
・費用
こちらもジェルネイル同様デザインによって変化します。爪の長さを出す分ジェルネイルよりは高くなる傾向があります。
こちらも自分でとることはできないため結婚式後すぐにネイルをとりたい人には向いていません。爪の長さを出した場合、折れやすくなるためできる限り結婚式の直前に施術したほうがよいでしょう。
◇チップ
合成樹脂などでできた人工の爪をテープや接着剤を使って自爪に着ける方法です。もともとデザインが施されたチップを購入するのか、チップに自分でデザインすることもできます。また自分の爪に合わせてオーダーメイドすることも可能です。
・特徴
1、着脱が可能
2、サロンに行かずに準備ができる
3、記念品にできる
4、お色直しでデザインを変えられる
・費用
100均やドラッグストア、ネイルサロンでも販売しており、値段はピンキリです。オーダーすると1万円前後です。
着脱可能なため気軽にネイルが楽しめます。しかし、爪に合っていないチップだとグローブの着脱でとれる可能性もあるため注意が必要です。
◇マニキュア
自爪にカラーを直接塗る方法です。もちろんサロンでもでき、自分でも施術可能です。
・特徴
1、費用が安い
2、自分で落とせる
3、持ちがあまり良くない
・費用
サロンで行う場合2千円~5千円程度ででき、気軽にネイルを楽しめます。
結婚式後にネイルをとらなくてはいけない人にはおすすめです。強度がジェルネイルやスカルプチュアに比べると弱いため、結婚式直前に施術するとよいでしょう。
ネイルを付ける時期
ここではネイルの種類ごとに挙式の何日前にネイルをしたらいいのかご紹介します。
◇ジェルネイル・スカルプチュア
・結婚式の1週間前~前日
この2つはどちらも強度が強いため、1週間前でも問題ありません。しかし、爪が伸びると見栄えが悪くなります。また、スカルプチュアの場合は折れてしまう可能性があるため、やはり直前にできるに越したことありません。
◇チップ
・結婚式の当日
チップは爪に貼るタイプのネイルですので、直前で問題ありません。便利な反面、とれやすいので前日よりも前に着けることはやめましょう。オーダーメイドの場合は作成に時間がかかるため余裕をもって1ヵ月前にはネイルサロンに相談しておくと安心です。
◇マニキュア
・2日前~前日
もちの悪いマニキュアは前日に行いましょう。当日だと乾くまで時間がかかるためおすすめできません。