病気や怪我をした方のところへと行き、慰めることをお見舞いと言います。
出産は病気や怪我ではありませんが、お見舞いをすることもあるでしょう。
出産時のお見舞いでは、気を付けなければいけないポイントがいくつかあります。
こちらでは、出産時のお見舞いについて、ご説明していきます。
概要
怪我をした方や、病気の方のもとへ訪れて、慰める行為をお見舞いと言います。
出産をした方のもとへ、お見舞いに行くこともあるでしょう。
しかし、出産時のお見舞いでは、気を付けなければいけないポイントがいくつかあります。
注意点を確認せずにお見舞いに出かけてしまうと、失礼にあたることもありますし、迷惑になることもあります。
出産した方へのお見舞いに出かける際には、しっかりと注意点を確認しておくことが大切です。
出産した方へのお見舞いに行く前に確認すべきこと
出産した方へのお見舞いに行く前に、確認するべきことがあります。
- 面会可能かどうか
- 面会時間
産婦人科では、そもそも面会を受け付けていないことがあります。
出産した方の両親や兄弟だけが面会を許されている場合も多いです。
感染症を避けるため、母親をしっかりと休ませるための理由があります。
産婦人科は、出産した方ばかりではないため、他の患者さんへの配慮で面会を禁止している医療施設もあります。
面会が可能な医療施設の場合は、面会時間を確認してください。
曜日によって、面会時間が異なることもあるため、注意しましょう。
もちろん、お見舞いに行くのは、出産した方にお見舞いに行きたい旨を伝え、承諾を得てからです。
出産した方へのお見舞いの注意点
出産した方へのお見舞いに出かける際に、注意したい点をご紹介します。
- タイミング
- 人数
- 滞在時間
- 子供
- 男性
- 体調
- 消毒
- 差し入れ
出産した方へのお見舞いに行くタイミングは、産後3日以降にしましょう。
産後は、ママの体力がまだ戻っていません。
帝王切開だった場合、傷があり動くのも大変です。
産後3日を過ぎてからお見舞いに出かけましょう。
大人数でお見舞いに行くのは、迷惑です。
多くても3人程度におさめて、お見舞いに行きましょう。
ママは産後の疲れ、赤ちゃんのお世話で疲れています。
色々とお話したいとしても、滞在時間は30分程度にしてください。
小さい子供をお見舞いに連れて行くのは、避けた方がいいでしょう。
他の患者さんに迷惑になることもありますし、感染症を避けるためでもあります。
出産で入院している際は、ママはすっぴんでいることも多いでしょう。
授乳用パジャマで過ごしていることもあるため、男性のお見舞いは避けた方がいいです。
赤ちゃんやママに風邪をうつしてしまうと大変なので、少しでも体調不良を感じたらお見舞いはやめておきましょう。
その日しかお見舞いに行けない場合でも、体調がおかしいと感じたらお見舞いはやめましょう。
医療施設へ到着したら、必ず手を洗い消毒してください。
赤ちゃんと触れ合う時間があるとしたら、なおさらです。
ママからは消毒してと言いにくいため、自ら消毒してください。
多くの医療施設は、消毒液がおいてあるはずです。
産後のお見舞いには、実は差し入れはいりません。
しかし、手ぶらでお見舞いに行くのは気が引けるという場合もあるでしょう。
手ぶらで行きたくない場合は、飲み物の差し入れが喜ばれます。
授乳をすると喉が渇きますし、飲み物であれば邪魔になることもありません。
飲み物を差し入れる場合は、カフェインがはいっていないものを選びましょう。
ちなみに、お菓子など甘いものは、授乳をする関係で避けている方も多いです。
迷惑になることもあり得るため、飲み物にしておいた方が無難かもしれません。
産後のお見舞いの際に、出産祝いを持って行く必要はありません。
出産祝いがお金の場合、保管に困りますし、大きいものの場合は退院時に困ります。
出産祝いは別の日に渡したほうがいいでしょう。