結婚式といてば新郎と新婦が主役です。しかし、準備が進めば進むほど「結婚式は新婦の為のものなんだな」と実感する人も多いのではないでしょうか。新郎がオリジナリティを出せるとしたらタキシード選びです。ここをこだわりで主役にもなれるはずです。タキシードの基本や自分の体型にあった選び方をしって起きましょう。
概要
タキシードとは男性用の礼服の一つで、略式夜会用礼服です。英国ではディナージャケット、黒のボータイをすることからブラックタイとも言われます。タキシードは米国の独特の呼ばれ方です。タキシードの由来はニューヨークにあるタキシードパークのカントリークラブの社交界の紳士が1880年ごろに正式礼装であるモーニングコートに代わる略式礼装として発案したことにあります。黒または濃紺の腰丈、シングルブレストのジャケットでしたが、1920年代以降はチョッキのないダブルブレストで剣襟形式が一般的になりました。
タキシードはレンタル?購入?
ウェディングドレス同様タキシードもレンタルか購入か悩ましい所です。ここではレンタルと購入の費用とメリットをご紹介します。
・タキシードをレンタルする場合
◇費用
タキシードをレンタルする場合は8万〜9万円が相場です。式場によっても大きく変わるためプランナーさんに確認しましょう。
◇メリット
1、購入するより安い
購入の場合は式で使うと持ち込み料がかかります。そのため購入よりもレンタルの方が安くすむ場合がほとんどです。
2、手間がかからず安心して使える
持ち込む場合、式への搬入や注文など少なからず手間がかかります。配達にしてトラブルが発生して衣装が届かないということもよくあるようです。またレンタルの場合必要な小物も全て用意してくれる場合もあるため安心です。
・タキシードを購入する場合
◇費用
タキシードを購入する場合は購入におよそ9万〜10万円かかります。意外にもレンタルとそんなに差がないように思えます。しかし、多くの式場では衣装に持ち込み料がかかります。式場により異なりますが1万円〜10万円と高額になるケースも少なくありません。そのため持ち込み料を入れると10万円〜20万円と高額になります。
◇メリット
1、こだわりを反映出来る
レンタルの場合、選択肢は、提携のショップで取り扱っているものに限られるため選択肢は多くありません。お気に入りのデザインがなかったり、自分に合うサイズがない場合は外部のショップで購入もありです。
2、繰り返し使える
新郎の中には衣装を何度か着る機会がある人もいると思います。海外挙式をして、披露宴は日本で行うなどです。こうした場合は2回レンタルするよりも購入したほうが安く済むことが多いため購入がおすすめです。また、購入したものはスーツとしてリメイクしてくれるサービスもあるので、一生の思い出に残しておきたい人にとって購入は魅力的と言えます。
体系別タキシードの選び方
自分の体型にはどのタキシードが合うのかわからない人も多いのではないでしょうか。ここではそんな新郎に向けて体型別おすすめタキシードをご紹介します。
◇低身長、痩せ型タイプ
おすすめ:光沢のある明るめカラーで、細すぎず、ゆったりすぎずのスッキリしたラインのタキシード
NG:細さや小柄を強調する締め色(黒などのダーク系)の3ピース。同色だと小さくまとまって見えてしまい小柄を強調してしまいます。
◇低身長、ぽっちゃりタイプ
おすすめ:重心を高く見せる前丈の短いテールコート
NG:縦ラインを短くする短めのパンツや重心を下げる長めのジャケット
◇長身、痩せ型タイプ
おすすめ:パンツはゆったりサイズで貧弱な印象を避け、ブカブカパンツを隠してくれるフロックコート
NG:ゆとりのないぴったりサイズにすると細さが強調されてしまう
◇長身、ぽっちゃりタイプ
おすすめ:体の中央にポイントを置くためにジャケットよりも濃い色のタイとベスト
NG:お腹を目立たせる一つボタンジャケット、太ももを強調するカッタウェイのジャケット
◇アメフト肩タイプ
おすすめ:ジャケットとパンツの色目を変えるジャケパンスタイル、ジャケットを濃い色にして上半身をコンパクトに見せましょう
NG:前丈の短いテールコートは肩幅を強調してしまい、蝶ネクタイは横幅を足してしまいます
◇ラガーマン太ももタイプ
おすすめ:濃い目のパンツを選んだジャケパンスタイル
NG:太ももを強調してしまう短い丈のジャケット
◇なで肩タイプ
おすすめ:顔まわりにボリュームを持たせた襟幅の広いジャケット
NG:襟幅の狭いジャケット