初産の方は特に、出産に向けて医療施設に行く際に、誰に付き添ってもらうかが重要なポイントです。
パートナーに付き添ってもらい場合もありますし、里帰り出産の場合は実母に付き添ってもらうこともあるでしょう。
こちらでは、出産の際に誰かに付き添ってもらう時の注意点、付き添いなしで出産する場合の注意点をご紹介していきます。
概要
出産にむけて、医療施設に行く際に誰かに付き添ってもらうことがあるでしょう。
立ち会い出産を希望しない場合でも、分娩までは誰かに付き添ってもらうこともあるかもしれません。
多くはパートナーである夫、また、里帰り出産の場合は、実母に付き添ってもらうことになるでしょう。
もちろん、付き添いを希望せずに、一人で出産予定の医療施設へ入院することもあります。
誰に付き添ってもらう
陣痛や破水が起きた際に、パートナーに付き添ってもらい医療施設に入院する人が多いでしょう。
しかし、陣痛や破水はいつ起きるかわからないため、付き添いを予定していたとしても、仕事の都合で付き添いなしで医療施設へと行くことになる場合もあります。
里帰り出産の場合、陣痛や破水が起こった段階でパートナーである夫の付き添いが間に合わないことが予想されます。
一人で医療施設に行くことが不安な場合、実母に付き添いをお願いしておきましょう。
陣痛に苦しむ姿を誰にも見られたくないという理由で、付き添いなしで入院する人もいます。
事前に誰に付き添ってもらうか、もしくは付き添いなしで一人で医療施設へと向かうか、家族と決めておきましょう。
出産予定の医療施設が、付き添い可能か、立ち会い出産可能かも事前に確認しておきましょう。
付き添い可能な場合、泊まりもできるのか、付き添い可能な時間はいつからいつまでかも確認しておくことが大切です。
付き添いの人にお願いしておくこと
出産のために医療施設へと行く際に付き添ってもらう方に、事前にお願いしておきたいことをご紹介します。
付き添いの方は、出産する女性のサポートに徹してもらう必要があります。
痛みが強い時に腰を押す、呼吸を整えるのを手伝う、妊婦が望んでいることをとにかくやってあげるなど、休む暇もないほど、やるべきことがあります。
付き添う人が当日慌てないためにも、出産の流れや、どんなことが起こる可能性があるのかをしっかりと伝えておきましょう。
医療施設によっては、出産前に開催される両親学級がある場合もあります。
できれば、夫婦そろって両親学級に参加しておいた方がいいでしょう。
付き添いなしで出産する場合
付き添いなしで出産まで過ごす場合も、事前にやっておくべきことがあります。
一人で対応するからといって、夫をはじめとする家族に何も伝えておかないのは危険です。
付き添いなしの場合、出産の痛みに耐える姿を誰にも見られたくない、一人で落ち着いて出産に望みたいと思っている方も多いでしょう。
そのため、事前に出産予定の医療施設に付き添い、立ち会いはなしでと伝えておきましょう。
また、家族にも付き添いしないでほしい旨、伝えておく必要があります。
家族は赤ちゃんをいち早くみたいはずです。
しっかりと自分の気持ちを伝えておかないと、待ちきれずに医療施設へと来てしまう可能性もあります。
どのタイミングで連絡をするのか、そしてどのタイミングで医療施設に来てほしいのか、しっかりと希望を伝えておきましょう。
付き添いと同時に考えるべきこと
付き添いの有無を考えるのと同時に、立ち会い出産をするのかどうかも決めておきましょう。
また、誰にどのタイミングで連絡をするのかもパートナーとしっかりと相談しておく必要があります。
出産する女性は、義理の両親には出産した後に連絡してほしいと思っているかもしれませんが、そのことを夫に伝え忘れていると、陣痛がきたタイミングで連絡をしてしまう可能性があります。
義理の両親も待ちきれずに、出産する前に医療施設に来てしまい、結局は付き添いをしてもらったことになってしまった、なんてこともあり得ます。
事前に自分の希望はしっかりと伝えておきましょう。