出産予定日が近づいてくると、楽しみでもありつつ不安を感じてしまう方が多いでしょう。
出産の兆候を確認してから、赤ちゃんが誕生するまで、バタバタな日を過ごすことでしょう。
こちらでは、多くの妊婦さんが気になる、出産当日の流れについて、ご説明していきます。
概要
出産当日の流れは、妊婦さんによって異なります。
しかし、多くの場合は、陣痛や破水などの出産の兆候を確認してから、出産予定の医療施設へと行くことになるでしょう。
出産の兆候を感じてからその日のうちに赤ちゃんに出会える場合もありますし、赤ちゃんに会うまでに数日かかる場合もあります。
出産の兆候
多くの場合、陣痛、もしくは破水が起こり、医療施設へと足を運ぶことになるでしょう。
破水が起きた場合は、すぐに出産予定の医療施設へと行く必要があります。
破水を確認したら、すぐに医療施設に連絡をいれ、準備していた入院の道具を持って、誰かが運転してくれる車、もしくは陣痛タクシーを手配して医療施設へと向かいましょう。
陣痛の場合は、事前に医療施設から指示されている陣痛の間隔になるまで待ちます。
一般的には、陣痛が10分間隔になったら行くように指示されることが多いでしょう。
不規則ではなく、規則的に10分で陣痛が来ることを確認したら、医療施設へと連絡を入れます。
そして、医療施設からの指示に従い、行動してください。
ちなみに、経産婦の場合は分娩までの時間が短くなることが予想されます。
10分間隔になってから医療施設に向かうのでは、遅いと判断されることもあります。
陣痛が15分間隔になった時点で医療施設へと連絡を入れた方が、安心かもしれません。
もちろん、出産予定の医療施設から事前に説明を受けた指示に従ってください。
陣痛や破水を確認したら、すぐにパートナーや事前に連絡する予定としていた方に連絡を入れることも忘れないようにしましょう。
付き添いをしてもらう人が決まっている場合は、一緒に医療施設に行ってもらいましょう。
入院してからの流れ
入院してからは、病室で陣痛に耐える時間が続くでしょう。
同時に、子宮口の開き具合も確認してもらいます。
子宮口が7cmから10cmになると、破水し、分娩台に上がります。
立ち会い出産の場合は、パートナーや実母ど一緒に分娩室へと行きます。
子宮口が全開になったら、助産師さんの合図でいきんでください。
トラブルがあった場合、途中で促進剤を使用したり、帝王切開へと切り替わることもあります。
事前に帝王切開が決まっていた場合は、予定されていた入院日に医療施設へと行きます。
検査を済ませ、麻酔をし、いよいよ帝王切開です。
陣痛よりも破水が先だった場合も、入院してから陣痛を待ちます。
陣痛がなかなか来ない場合は、促進剤を使用することもあるでしょう。
それでも出産が進まない場合は、帝王切開になる可能性もあります。
どの出産スタイルでも、陣痛の間隔や子宮口の開き具体で、分娩まで時間がかかると判断された場合、付き添いの人は一旦家に帰ってもらうという場合もあり得ます。
陣痛がきてから、すぐに分娩の流れになる人もいますし、数日かかる場合もあります。
出産後
出産を終えると、数時間安静にして過ごします。
そして、誕生した赤ちゃんに初乳をあげます。
帝王切開だった場合は、麻酔が切れるまで動けません。
医療施設によっては、1日から2日安静にして過ごす場合もあります。
赤ちゃんが誕生してからは、授乳やおむつ替えと大忙しです。
母子同室の場合は、常に赤ちゃんと一緒にいます。
母子別室の医療施設の場合は、授乳の時に授乳室に行く流れになるでしょう。
普通分娩だった場合、異常がなければ5日程度で退院です。
帝王切開だった場合は、1週間程度の入院になることが多いです。
中には、2週間の入院が必要な医療施設もあるため、事前に入院期間を確認しておきましょう。
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