「弔事」の用語一覧
- 彼岸(ひがん)
彼岸になるとお墓参りに行く家庭は多く、当たり前のことだと認識している方もいます。 お彼岸には春彼岸と秋彼岸があり、合わせて年に2度ほど「彼岸」があります。 お彼岸に墓参りに行く行為は仏教中心の考え方です。 ただ実はお彼岸 […]
- 新盆(にいぼん)
新盆は故人が亡くなった後に、最初に迎えるお盆のことです。 地域や人によっては「初盆」といいます。 日本人は先祖の霊や故人の霊を慰めるためにお盆を重要視する傾向がありますが、特に大事だといわれているのが新盆です。 こちらで […]
- 年忌法要(ねんきほうよう)
年忌法要と聞くと難しく考えがちですが、「法事」または「法要」と聞けばピンとくる方もいるはずです。 年忌法要は死後行われる年単位の法要のことで、四十九日の後は一周忌があり、2年目には三回忌を執り行うのが通常です。 実は年忌 […]
- 納骨(のうこつ)
故人のお骨は火葬場に行った後は納骨をする、ということは知っている方も多くいます。 仏式で葬儀を行う方が多い日本では、埋葬法などの法律により火葬を義務付けられ、その後はやたらに遺骨を埋めることはできません。 そこで納骨をす […]
- 塗位牌(ぬりいはい)
身近にいる大切な誰かの死は、遺族に大きな悲しみをもたらします。 故人のために葬儀やお盆、年忌法要などと、残された遺族はあらゆることを死後に行います。 葬儀や法要などで、故人のために行う葬儀などで必要となるのが、位牌です。 […]
- 直会(なおらい)
直会は古くから神式の儀で使われる言葉であり、神事の終わりにお供えした供物などを参列者などで一緒に口にするというものです。 これは神式の葬儀の後にも行われている行為であり、神との結びつきを深くするものとされています。 一体 […]
- 手元供養(てもとくよう)
近年、手元供養という言葉が良く聞かれます。 手元供養は遺族にとって新しいスタイルであり、文字通り故人の遺骨などを分骨するなどして「手元に置いて供養する」というものです。 伝統を守りつつ、生活様式が変わってきていることで生 […]
- 追善供養(ついぜんくよう)
追善供養と聞くと難しい仏教用語のイメージですが、「法事」と聞くと大勢の方に馴染みがあります。 追善供養と法事は必ずしもイコールではありませんが、どちらも故人を遺族が思う気持ちであることは確かです。 追善供養をすることは遺 […]
- 灯籠流し(とうろうながし)
夏のお盆の時期になると、川や海などで光る灯籠を流しているのを見たことがある方も多いはずです。 この一連の行動を「灯籠流し」と言います。 灯籠流しは夕方から火を灯した灯籠を、川に浮かべて流す行事を指します。 その景色はとて […]
- 施主(せしゅ)
葬儀を執り行う場合に、施主と喪主を同一だと考えている方も多いはずです。 実は故人を弔うために親族を代表する人物を「喪主」、葬儀の全体費用を支払う人物を「施主」といいます。 身内だけの葬儀の場合は喪主も施主も同一人物が担当 […]
- 水葬(すいそう)
埋葬の仕方には、世界各国で色々なものがあります。 死者を弔うということは、時代を問わずとても重要なものです。 世界の知られている埋葬法は火葬、土葬の他に、水葬や林葬などです。 そうはいっても、埋葬方法にそこまで詳しくない […]
- 弔電(ちょうでん)
突然電話で聞く知人の訃報には、誰しもが驚くはずです。 まず訃報を聞いてしなくてはいけないのは、参列できるか、できないかなどを調整することです。 どうしても葬儀に参列できない場合は、弔電を送ることで気持ちを伝えます。 ただ […]
- 荼毘(だび)
「荼毘に付す」という言葉を、たまにメディアなどで耳にします。 この「荼毘に付す」は「火葬」を表現している仏教用語ですので、他の宗教では使わないということを覚えておきます。 最近では火葬の意味以外に埋葬全体の意味を表すこと […]
- 卒塔婆(そとば)
お墓参りに行く際に、目に入る方が多いのが卒塔婆です。 墓の後ろにある文字が書かれている木の板を卒塔婆といい、長さは2m前後です。 卒塔婆は基本的に故人の供養のために経てるもので、お彼岸などの特別な時によく見かけます。 こ […]
- 告別式(こくべつしき)
訃報が飛び込んできた時、通夜に行くか葬儀・告別式に行くか悩む方もいます。 また実際のところ、通夜と葬儀・告別式の違いを知らないという方もいるはずです。 通夜は亡くなった翌日前後の夕方以降に執り行うことが一般的(病院や葬祭 […]
- 受戒(じゅかい)
受戒という言葉を聞いても、身近に感じない方も多いはずです。 受戒とは「戒律を受ける」という言葉を意味し、簡単にいうと仏教の教えを守りますという約束をすることを指します。 日本では日常生活の中で仏教の影響を色濃く受けている […]
- 祭壇(さいだん)
祭壇ときくと、故人のために葬儀で用意される檀のことを思い浮かべる方も多いはずです。 実は祭壇とは葬儀のためのものだけではなく、神や仏様などに供物を供える檀のことも指します。 つまり尊敬し、敬う者のために用意する檀のことで […]
- 戒名(かいみょう)
故人の葬儀の際に位牌に見たことも無い、難しい漢字が書かれていることがあります。 大人になるとそれが「戒名」(かいみょう)であることを知りますが、戒名は本来釈迦の弟子に与えられる名前です。 仏教葬が浸透している日本では、仏 […]
- 献杯(けんぱい)
葬儀や法要に参列した場合、その後の会食の際に飲み物をそれぞれ手に持ち、「献杯」と声を発したことがある方もいるはずです。 この時実は「乾杯」だと思っている人もいるかもしれませんが、実は乾杯ではなく「献杯」と言っているのです […]
- 供物(くもつ)
葬儀に関するマナーは色々とありますが、香典や焼香などといった絶対に必要なものはもちろん、それ以外にも供物などに関するマナーがあります。 実際にそこまで法要などを執り行ったことが無い方にとって、供物の詳細の知識をそこまで知 […]