出産後子供がある程度成長するまで、育休を取得して後から復帰する人も多いのではないでしょうか。
育休では長い期間職場をお休みしていたので、復帰する際は感謝の気持ちを込めて手土産を復帰初日に持参したいですね。
育休明けの職場復帰に伴う手土産で気になるのは金額相場や手土産を渡す範囲、スマートな渡し方です。
育休明け初日が良い日になるように、適した手土産を持参しましょう。
今回は育休明けの職場復帰をする人に向けて、手土産の金額相場や正しい渡し方などについて詳しくご紹介していきます。
育休明けの職場復帰、手土産は持参したほうがいい理由
育休明けの職場復帰ですが、人によっては手土産は特に必要ないのでは?と考える人もいます。
育休明けの手土産はそれほど重要視されないことが多いですが、実は復帰後の円滑な人間関係を築くにあたって非常に重要な役割をするのです。
具体的に育休明けの職場復帰時に手土産が必要な理由について、詳しくみていきましょう。
休んでいた間のフォローの感謝
お腹が大きくなって産前産後休暇を取得し、引き続き育児休暇を取得している間は元から居るメンバーでフォローをしてくれていました。
人数が減って新しい人が入ったとしても教育しなければなりませんし、人員の補充がなければ元から居た人の仕事量も増えてしまっていたと思います。
育休明けの職場復帰の手土産には「お休みの間ありがとうございます」といった感謝の気持ちを込めて渡したいですね。
多少大変だったとしても、育休明けに感謝の気持ちが伝われば帳消しになることも多いのです。
復帰前と同じように働けないため
育休明けは職場に復帰はするものの、体調不良での休暇明けとは違って今までと同じように働くことはできないのです。
復帰後は今まで通りにはなかなか仕事ができないかもしれないですが、またよろしくお願いしますという気持ちを手土産に込めると良いでしょう。
復帰後の仕事に前向きであるという姿勢を見せるのにも、ひと役買ってくれそうですね!
手土産を渡すことで「〇〇さんが育休から復帰した」というアピールにもなります。
友人が育休明けに手土産を持参したら、始業開始から内線でどんどん復帰をお祝いする電話が来たみたいです。
育休明けの職場への手土産の金額相場は?
育休明けの職場復帰に持参する手土産の金額相場は、どのくらいが良いのでしょうか。
一般的に手土産に高価なものは適さないので、より多くの人が食べられる大入りの菓子折りなどが購入できる2〜3千円くらいがベストでしょう。
職場にもよりますが同じフロアで働いている異なる部署などにも手土産を渡すなら、複数を用意しておくと間違いがありません。
洋菓子店などでも焼き菓子のアソートなどを購入する際、大人数でシェアできるものは3千円くらいで買えるものが多いです。
金額相場を参考に、浮世離れした金額の手土産を準備しないように気をつけましょう。
育休明けの手土産はどこまで贈るべき?
職場とひとくちに言っても事務所が一つしかない中で働いているのか、ワンフロアに複数の部署が集まっているのかなど状況が異なります。
事務所内であれば基本的に一つの手土産で事足りるのですが、フロアに複数の部署が入っている場合は同一フロアで働いている人に向けて手土産を部署ごとに贈るようにしましょう。
育休明けの手土産を配る範囲は、同じ空間で働いている部署に渡すようにします。
どこまで渡せばいいのかわからないという人は、目安にしてみてください。
上司と同僚ごとの育休明けの手土産の渡し方
育休明けでまず真っ先に挨拶に行きたいのが、日頃からお世話になっている上司ですよね。
上司の後に同僚、他の部署の人たちと手土産を渡す順番や渡し方について把握しておきましょう。
上司に個別に手土産を渡す際は、朝の出勤時に挨拶をしたタイミングがベストです。
コソコソしてしまうと「特別扱いしている」と周りから受け取られてしまう可能性があるので、堂々と渡してしまうのがポイント。
同僚には上司に手土産を渡した直後に、簡単な挨拶とともに渡しましょう。
みんなが目につきやすい給湯室や、食事をする場所に置いておくのがおすすめです。
同僚に手土産を渡すときに「給湯室に置いておくので、よろしければ食べてください」などと声がけするとわかりやすいですね。
まとめ
育休明けの職場復帰をする人に向けて、手土産の金額相場や正しい渡し方などについて詳しくご紹介してきました。
育休明けは久しぶりの仕事復帰で緊張しますが、手土産を渡すことで和らげてくれます。
周りへの感謝と復帰後のやる気をアピールするのにひと役買ってくれるので、手土産は必須ではないもののおすすめです。
金額は2〜3千円程度で、上司から同僚、同じフロアの別部署と渡す順番も工夫しましょう。
手土産を渡すのと同時に気持ちよく挨拶して、育休明けの仕事や人間関係を円滑に築いていきたいですね。