お月見パーティは秋のイベントの中でも、特に神秘的でウキウキしますよね。
9月の十五夜の日に、みんなで持ち寄る月見団子。 作っているだけでワクワクしますが、いくつ持っていけば良いのか迷ったことはありませんか?
イメージするに、台にたくさんの団子が積み重ねられていますよね。
お月見パーティで盛り上がるためにも、どうして団子をお供えするのかという理由を知っておきたいところです。 みんなが喜ぶ月見団子の作り方についても、チェックしたいですね。
今回はお月見パーティの集まりで団子はいくつ持っていくのか、供える理由や作り方について詳しくご紹介していきます。
お月見パーティはどんなことをする?
お月見パーティをすることになっても、具体的にどんなことをすれば良いのかピンと来ない人も多いですよね。 お月様が出ている時間帯なので、基本的には夜におこなわれるものですが…。
子供も大人も楽しめるとなると、どんなパーティにすれば良いのでしょうか。 お月見パーティの楽しみ方について、詳しく見ていきましょう。
基本的には自由
お月見の名前がつくと十五夜にちなんだことをしなければならないのかと、つい堅く考えてしまいますよね。 月を見ながら楽しめれば、基本的にはどんなことをしても自由です!
お月見について何も知らない子供に、お月見について説明するのも良いと思います。 思い思いに過ごしながら、季節について学ぶ良い機会です。
秋らしい料理を振る舞う
気心の知れた友人や家族とワイワイ過ごすのも良いですが、秋らしい料理を並べて豪華な食卓を囲むのも楽しいですね。 我が家は月見うどんや団子を作ったり、秋の食材を使って料理を作ったりして楽しみます。
子供も自然と秋の食べ物について詳しくなってくるので、食育としてもお勧めです。 何気に秋の食べ物は栄養豊富なものが多いので、冬に向けて健康な体を作っていきましょう。
お月見グッズを揃える
季節の行事やイベントをSNSで公開している人に特にお勧めなのが、お月見グッズを揃えることです。 団子はもちろん、周りを固めるススキも飾っておきたいですね。
ブドウや栗など秋の食べ物とともに写真におさめれば、雰囲気はバッチリです! まずは形から入りたいという人は、ぜひお月見グッズを揃えてみてください。
お月見団子を持っていく数は?
お月見と聞くと「十五夜」におこなわれるイメージが強いですが、実は「十三夜」にもおこなわれます。 十五夜も十三夜も満月から少し欠けているお月様なのですが、片方だけ見るのは縁起が悪いのです。
お月見団子を持っていく数としては十五夜が15個、十三夜が13個なのでわかりやすいですね。 お月見の名前の由来は9月旧暦の日にちにあり十五夜は9月15日、十三夜は9月13日だからと関連付けも簡単!
お月見について全然知らなかった私も、子供にも意外と簡単に説明できそうです。 十五夜は「中秋の名月」とも呼ばれ、お月見パーティをする人も多い傾向にあります。
お天気ニュースなどでも十五夜より、中秋の名月という言葉の方が多く使われている印象ですよね。 旧暦由来の呼び方を覚えておけば、団子の数で迷う心配はなさそうです。
お月見に団子を供える理由は?
お月見パーティに欠かせないものである団子、どうしてお供えするのか疑問に思ったことはありませんか? なんとなく月に似ているから…というのも理由のひとつにはありますが、実は深いワケがあるのです。
昔から春に作物の種や苗を植えて、秋に収穫をしていました。 月見団子はもち米から作られますが、春に植え付けた米が原料なのです。
私がいつも通る道も田んぼがたくさん広がっていますが、春には小さかった稲もあっという間に立派な稲になっています。 農作物が季節をまたいでしっかり育つというのは、とてもありがたいことですよね。
十五夜のお月見には無事に作物が実ったという豊作を感謝し、お月様のように丸く作った団子をお供えしました。 次の春に農作物を植え付ける際も、無事に育ちますようにという願いも込められています。
月は昔から神秘的な存在として信仰の対象にもなっているので、月見団子は欠かせないものなんですね。
お月見パーティに最適な団子の作り方
お月見に欠かせないとは言っても、団子のモチモチとした食感があまり好きではない人もいます。 特に小さい子供は喉に詰まらせる恐れがあるため、団子はまだ少し早いかなという感じですよね。
小さい子供も安心して食べられて、さらに美味しい団子の作り方を見ていきましょう。 親子で楽しみながら作れるので、ぜひみんなで作ってみてくださいね。
まずは皮を剥いたジャガイモを茹でて、柔らかくなったら潰します。 片栗粉を加えて、塩胡椒や醤油などで味を整えながら混ぜてください。
団子のように手で丸く形を作り、薄く油をひいたフライパンで焼いていきます。 軽くきつね色に焼けたら完成で、トマトケチャップなど好きなタレをつけて食べましょう。
丸める工程は子供が楽しめるので、我が家でも毎年お手伝いしてもらっています。
まとめ
お月見パーティの集まりで団子はいくつ持っていくのか、供える理由や作り方について詳しくご紹介してきました。
パーティの過ごし方は自由ですが、お月見にちなんだグッズや雰囲気は大切にしていきましょう。 団子の数は十五夜なら15個、十三夜なら13個お供えをします。
月見団子は秋の豊作を感謝し、次の春の豊作を願う意味があるのです。 より美味しく月見団子をいただくには、ジャガイモで作ると子供も安心して食べられます。
ぜひ楽しくお月見ができるように、雰囲気づくりを頑張ってくださいね。