母の日が終わってひと息つく間もなく、父の日がやってきます。
母の日はスムーズに選べていた贈り物も、父の日は毎年迷う人も多いですよね。
定番の花もよくわからないから思い浮かばないし…と思ったのですが、実は黄色いバラがあったんです!
黄色いバラとはあまり馴染みがないですが、父の日に贈る理由はどんなことがあるのでしょうか?
今回は父の日にはどんな花を贈れば良いのか、黄色いバラを贈る理由などを詳しくご紹介していきます。
父の日の贈り物に適したものはあるの?
父の日のプレゼントに贈りたい花をご紹介する前に、まずはオススメの贈り物を見ていきましょう。 どんな贈り物を選んだら喜んでもらえるのか、お父さんのタイプ別にご紹介します。
仕事が忙しいタイプ
普段仕事が忙しく、あまり会話もする機会がない…お父さんともっとコミュニケーションを取りたいのに!と思っている人も多いですよね。 忙しいお父さんには、仕事中に気軽に使えるような贈り物をしてみては?
私は父親が営業職なので、ここぞという時に使える名入れのペンをプレゼントしたら喜んでもらえました。 なかなか話す機会がなくても、仕事中に使うたびにほっこりしてもらえると思います。
忙し過ぎるお父さんの場合には、少しでも癒されるようにメンズ用のバスグッズなどもオススメです。
アクティブなタイプ
仕事に集中していても、休日は家に居るのがもったいない!というアクティブなタイプのお父さんには体験型のギフトがオススメです。 お酒が好きならお酒の工場見学、近場の観光地への温泉なども良いですね。
体験型ギフトは写真などに思い出を残すことができるので、誕生日の時にフォトブックにしたら思い出話に花が咲きました。 いつまでも思い出に残るというのは、体験型でしか味わえない良さでしょう。
家で過ごすのが好きなタイプ
休みの日は家でのんびりしたい!というお父さんには湯呑みや箸といった食器類、ちょっと贅沢な酒のツマミなどを贈るのがオススメです。 私は食事と一緒にビールを飲む父のためにビッグサイズのジョッキグラスを贈ったのですが、毎日のように愛用してくれています。
マイグラスがあると、お酒の美味しさも格別になるようです。 美味しそうにビールを飲んでいる父を見るたびに、贈って良かったと思います。
父の日に黄色い花を贈る理由や起源
母の日はカーネーションがあるから、最悪贈り物が思い浮かばなくても迷うことは少ないですよね。 一方で父の日の定番の花と言われても、いまいちピンときません。
実は父の日というと黄色い花を贈るのが定番であり、花の種類は特に問わずお気に入りの種類を選んで問題ないのです。 数ある黄色い花の中でも、特に父の日に多く贈られるのが「黄色いバラ」です。
父の日を生み出したアメリカのドット夫人が、バラを最初に贈ったことがはじまりと言われているんですね。 夫人は当時存命の父親に対してバラを贈ったのではなく、実はすでに故人の父親に白いバラを贈ったのです。
ドット夫人から父親が生きている場合には赤いバラ、亡くなっている場合には白いバラと使い分けされるようになりました。 日本に伝わる頃には母の日が赤い花というイメージが強かったので、1981年のイベントを境に黄色いバラへと変わったのです。
なぜ黄色なのかというと、色の持つ意味が「家族への愛」だからなのですね。 もちろんバラ以外でも、お父さんの好きな花を選んで贈るのも素敵だと思います。
単に赤や白以外の色というだけではなく、きちんとした意味があったのです!
父の日におすすめな黄色い4種の花
日本では父の日といえば黄色いバラですが、黄色い花なら好きな種類を選んでも大丈夫です。 具体的にどんな種類の花が人気なのか、オススメの4種を見ていきましょう。
バラ
父の日といえばバラ!定番の花の種類です。 バラを贈る時に黄色い花であれば問題ないのですが、もし白いバラを贈りたい時は本来すでに亡くなった相手に贈るため避けます。
どうしても白を贈りたい時はほかの花と組み合わせて、全体的に黄色がメインになるようにすると良さそうですね。 ちなみに私の父親の場合はバラというイメージでもないので…いつも違う花を贈っています。
ひまわり
見ているだけで元気をもらえそうなひまわりも、黄色い花の代表格ですよね。 ひまわりといえば夏空の下に咲く大きなイメージが強いですが、実は小さいサイズもあります。
お父さんに贈る時にはサイズ感に気をつけて、花束にしやすいものを選びましょう。 ひまわりは何度かあげたことがありますが、飾っているだけで周りの雰囲気が明るくなってオススメです。
ガーベラ
可愛らしいイメージのガーベラはいろんな種類の色がありますが、父の日には黄色をメインで花束にしてもらうのがオススメです。 同系色のガーベラを何本か集めて、花束にしてもらうと可愛いくて統一感も出ます。
私の父親はガーベラが好きで、毎年贈るととても喜んでくれるので常連です。 派手な花が苦手というお父さんでも、ガーベラなら安心できますね。
ゆり
バラと雰囲気は違うものの、同じくらい高貴な雰囲気があるゆり。 香りも強めなので好き嫌いは分かれるところですが、男性は割と好きな人が多い印象です。
ゆりは黄色味が強い種類があるので、他の花は混ぜないで贈るのが良いでしょう。 他の花を寄せ付けないイメージが強いゆりは、クールな雰囲気を持つお父さんにピッタリかもしれません。
まとめ
父の日にはどんな花を贈れば良いのか、黄色いバラを贈る理由などについて詳しくご紹介してきました。 お父さんのタイプ別にオススメの贈り物を見てきましたが、品物と一緒に贈りたいのが黄色い花です。
特に黄色いバラが人気で、もともとは亡くなった父親に白いバラを贈ったことが起源となっています。 日本に伝わるとすぐに黄色いバラを贈るように変わりましたが、ゆりやガーベラなど他の花でも差し支えはありません。
お父さんが好きな花を贈るのが一番喜ばれるので、ぜひステキな父の日のプレゼントと一緒に贈りましょう!