6月は梅雨、そして蒸し暑くなる季節ですね。
5月病をひきずっていたり、クーラーにまだ身体が慣れていなかったりと、体調を崩しやすい季節です。
そんな6月を色鮮やかに彩ってくれるのは、紫陽花です。
今回は、先日家族で紫陽花を見に植物園に行った日のことを綴ります。
息子と一緒に素敵な紫陽花をたくさん見つけましたよ。
どうぞ最後までお読みください。
青い紫陽花
今回訪れた植物園には、紫陽花の花がそれはたくさん咲いていました。
紫陽花だけでなく、ポピーなどの花から多肉植物まで楽しむことができました。
紫陽花の中でも最も目にする機会が多いのが、青と紫の紫陽花ですよね。
紫陽花ってなぜか惹き付けられるんです。
草木の緑の中にぱっと鮮やかな花が咲いているんですから。
紫陽花は、雨の日もまた一層美しく、6月にぴったりの花です。
小さい頃の私は、紫陽花といえば青か紫しかないものだと思いこんでいました。
それくらい多いのがこの色。
息子の目には紫陽花はどのようにうつったかな?
紫陽花を掴もうと伸ばす息子の手をそっと握りました。
白い紫陽花
今回は、青や紫の紫陽花以外にも、ピンクや白の紫陽花も見ることができました。
中には、何色と言えば良いのかわからないような素敵なマーブル色の紫陽花も。
本当に夢のように可愛らしいお菓子のような紫陽花もありました。
そして、何色にも染まらない白色の紫陽花。
緑溢れる自然の中、とても目立っていました。
陽の光をこれでもかとはね返します。
時折、家の近くでも紫陽花を目にします。
しかし、白色の紫陽花はあまり見かけたことがありません。
普段と違う色の紫陽花を観察できてなんだかウキウキしてしまいました。
白い紫陽花、素敵ですね、
紫陽花には色々な色があるけれど、1つとして同じ色はありません。
少しずつ違います。
自然界にある色は、どれも少しずつ違う。
だから良いですよね。
紫陽花と僕
紫陽花は、普段公園で触れる白詰草やタンポポと比べ、息子にとっては高いところにありインパクトのある花です。
息子はきっと不思議に思ったことでしょう。
紫陽花の花は僕の顔より大きいぞ!
そうとでも言いたそうな表情で紫陽花を見上げる息子でした。
どうやら息子も紫陽花を気に入ってくれたようです。
息子にはなんとなく、感じてほしいのです。
この湿気がまじる季節。
5月の連休が過ぎ、夏休みが待ち遠しい季節。
そんな季節を彩る美しい花があるということを。
私たちが生きる日本には四季があるということを。
それはとても幸せだということを。
なんとなーくで良いので、感じてくれますように。
紫陽花はもちろんたくさんの植物に囲まれて終始嬉しそうな息子でした。
6月の景色
私は6月の景色が大好きです。
梅雨時期はよくべランダから外を見ています。
もちろん良いことばかりではないのが梅雨です。
洗濯物は外干しできないし、息子の有り余った体力の消費に悩みます。
髪型もきまりませんし、理由もなく憂鬱な日も。
ですが、雨の音や潤う草木は美しく、今年が半分過ぎたことを実感するのです。
いつもの道がピンク色に染まる春も、蝉の声が響く夏も、綺麗な落ち葉を探す秋も、家族でお鍋を囲むのが楽しみな冬も、どの季節も大切で大好きです。
6月はそんな春夏秋冬とはまた全然違った季節。
梅雨は世界に潤いを与えてくれる美しい時間です。
よし、またここから、半年頑張ろう!
暑い夏を前に、そんな気持ちになる季節です。
おわりに
今回は紫陽花を見に植物園に行った日の記録でした。
みなさんは植物園に行かれたことはありますか?
私たち家族はよく植物園を訪れます。
歩きたい盛りの1歳児にはぴったりの散歩コースです。
植物の勉強にもなりますし、季節を肌で感じることができます。
植物園は、非日常空間なので、仕事で疲れているパパも喜ぶこと間違いなしですよ。
植物園は、大きな公園という感覚で気軽に遊びにいけるスポットですね。
子連れだけでなく、デートにもぴったりです。
今回は大好きな紫陽花にたくさん出会えて幸せでした。
また来年も家族で紫陽花を見に行きたいなあ!
来年の6月は、息子はもうベビーカーも卒業しているかも。
電車や虫に夢中になってたりするのかな?
植物園から帰りながら、そんなことを思いました。
子供の成長は驚くほど早いものです。
1年でできることは山ほど増えます。
来年の今頃は今日とは全く違う毎日なんだろうと心底思うのです。
今ある当たり前の幸せを大切にしよう!
いよいよ、本格的に真夏に向かいますね。
みなさん、熱中症や夏風邪にお気をつけてお過ごしください。
最後までお読みいただきありがとうございました。