赤ちゃんはあっという間に大きくなるので、新生児服を買ってもすぐ着られなくなってしまいます。
お下がりがあれば少しでも費用を抑えられるのに…と考えている人も、結構多いものです。
先に出産を終えて新生児服がある場合は、ぜひお下がりとしてもう一度来てもらいたいですよね。
一方でタイミングがわからない人も多く、ほかに意識しておきたい注意点やマナーもあるのです。
今回は新生児服のお下がりはいつ渡すのか迷っている人に向けて贈る時のタイミングや注意点、マナーを詳しくご紹介していきます。
新生児服はお下がりの方が良いって本当?
新生児服のお下がりは非常に微妙な立ち位置にあり、人によって喜ぶ人と嫌がる人の差が大きいです。 一方で新生児服はお下がりの方が、赤ちゃんの肌に優しいという考えもあります。
産まれたての赤ちゃんの場合、肌はとってもデリケートなんですね。 新生児服は買って何度か洗濯をするうちに、繊維の毛羽立ちがなくなってきてマイルドな肌触りに変わります。
お下がりはすでに何度も洗濯をしているので、使い始めでも繊維が丸くなっているのです。 特に初めての子供だと、新生児服を選ぶことも楽しみの一つなんですよね。
私の場合新生児服は自分で新しいものを買ったのですが、肌着は全てお下がりをいただきました。 記事がすでに柔らかくなっていて、フワフワした感触がしたので安心感があります。
水通しも一度で済むので、肌着のお下がりをもらって大正解でした!
新生児服のお下がりを渡すタイミング
新生児服のお下がりを渡そうと思っても、具体的にいつ渡せば良いのかタイミングが難しいですよね。 早過ぎても気が早いと思われそうですし、ギリギリでも忙しくなって迷惑かな?などと気を揉みます。
新生児服のお下がりを渡すベストなタイミングは、贈る相手が妊娠8〜9ヶ月くらいになってからが良いでしょう。 あまりに臨月に近づいてしまうと妊婦さんの体調も悪くなりやすいですし、精神的にもナーバスになっています。
安定期が終わるくらいの時期であれば、体調にもまだ余裕がある人も多いでしょう。 お下がりをもらったら洗濯をしたり干したり、下準備をしなければなりません。
動ける時期に渡してしまった方が、より負担にならないのでお勧めです。
新生児服のお下がりに関する注意点やマナー
新生児服のお下がりを渡す時には、具体的にどのような点に注意すれば良いのでしょうか? 相手はデリケートな妊婦さんなので、日頃の贈り物よりも意識を持っておきたいですよね。
お互いに気持ちの良いやり取りになれるよう、注意点を把握しておいてください。 新生児服のお下がりに関する注意点について、詳しく見ていきましょう。
汚れが酷くないか確認する
お下がりは着古したもの、という意味ではありますが…渡す前に大きな汚れがないかチェックしましょう。 いくらお下がりでも大きなシミや黄ばみなどがあったら、もらった側としても部屋着にしかできません。
実は私も以前新生児服ではないものの、お下がりを数着もらいました。 襟元は黄色いシミが付着していて、袖口にソースか何かがこぼれた跡が付いていたことがあります。
人に渡すものなので、出来るだけ綺麗な状態のものを選ぶようにしましょう。 汚いものしかない場合は、お下がりを渡さないことも礼儀の一つです。
ほつれがないか確認する
新生児服に限らず子供服のお下がり全般に言えることですが、ほつれには注意が必要です。 ボタンの取り付け部がほつれていると誤飲の恐れがありますし、糸くずを口に入れてしまう可能性もあります。
私もお下がりでいただいたボタンの洋服は、いつも一度全て取り外して付け直すようにしていました。 裏地を含めて糸のほつれがないかは、渡す前に確認しましょう。
必要かどうかを聞く
人によっては、生まれてくる我が子のために全て衣類を新調したい!という考えを持つ場合もあります。 お下がりを必要としていない人に対して、無理やり渡してしまっては「ありがた迷惑」ですよね。
私もお下がりを渡す時には「ピンク色の新生児用カバーオールがあるんだけどね…」などと具体的に説明して、相手が欲しいと言ってから持ってくるようにしています。 初めから新生児服を持ってきて話を進めると、相手も断りづらくなってしまいますからね。
まとめ
新生児服のお下がりはいつ渡すのか迷っている人に向けて贈る時のタイミングや注意点、マナーを詳しくご紹介してきました。
新生児服のお下がりは妊娠7〜9ヶ月の、後期に入るか入らないかくらいがベストです。 汚れやほつれ、本当にお下がりを欲しがっているのかを確認して渡すようにしましょう。
お下がりには人によっていろんな考え方があるので、まずは相手の気持ちを聞いてから行動に起こしてみてくださいね。