子供はあっという間に体が成長してしまうので、服もすぐ着られなくなりますよね。 節約も兼ねて便利なのが、お下がりをもらうことです。
すでに他の子供が着られなくなった服を分けてもらうと、経済的負担もかなり抑えられます。
お下がりをもらった時に気になることといえば、お礼やお返しは必要なのかという点です。
お礼を渡すのであれば、どのタイミングで予算はどのくらいを目安にすれば良いのでしょうか。
今回はお下がりをもらった時のお返しはどうするか悩んでいる人に向けて、渡すタイミングや金額相場について詳しくご紹介していきます。
お下がりをもらったらお返しは必要?
お下がりも一種の贈り物なので、やはりいただいたらお礼をしたくなりますよね。 ありがとうの気持ちを伝える意味でも、お返しはわかりやすい手段でしょう。
果たして本当にお返しする必要があるのか、悩むところです。 判断に悩んだ時は、今からご紹介する3つの目安を参考にしましょう。
もらった服の数
着られなくなった服をきちんと保管している人だと、たくさんのお下がりをくれる場合があります。 子供はしょっちゅう服を汚すので、たくさんあればあるほど嬉しいものですよね。
私は特に子供がご飯をうまく食べられない時期、よく替えがなくなっていました。 たくさんの服を提供してくれた相手には、しっかりお礼を兼ねてお返しをしましょう。
1枚だけ突発的にいただいた場合などは、言葉で感謝の気持ちを伝えるだけで充分です。 1枚のお下がりに対してお返しをすると、かえって相手に気を遣わせてしまいます。
相手がお礼を拒否していない
お下がりをくれたとき、相手が「お礼は要らないから」と言ってくるケースがあります。 心からの好意でお下がりをくれている証拠なので、無理にお返しをするのは避けましょう。
お返しをするよりも、お礼の言葉と今後の付き合いの中で助け合っていく方が相手にとっても嬉しいのです。 私もお返しをいただくより、お互い助け合って子育てしていけた方が気を遣わなくて済みます。
相手がお礼を拒否していたら、お礼の言葉を伝えて無理にお返しを贈らないように注意しましょう。 特に拒否の意思を示していない時には、お返しを贈ってありがとうを伝えられると良いですね。
特別親しい間柄でない
親しい間柄であるからこそお礼は必要なのでは?と思いがちですが…。 実は親しい間柄でないからこそ、お返しを贈ってより距離を縮めることができるのです。
今まであまり話さなかった人でも、お下がりをもらったことがキッカケでもっと仲良くなれるかもしれません。 私も普段からあまり接点のないママさんからお下がりをもらって、以来お互いの家を行き来するくらい仲良くなれました。
親しい間柄は意外と言葉でのお礼のみで満足するケースが多く、深く考えずにお返しもしやすいですよね。 特別仲良しでないからこそ、お返しを考えると良いでしょう。
お下がりのお礼を渡すタイミング
お下がりのお礼は、言葉で伝える場合は渡された時に言うようにしましょう。 悩むのはお返しとして品物を贈る場合で、タイミングが難しいですよね。
基本的にお下がりをもらってから時間が経ち過ぎると、お礼を言っても今更感が出てしまいます。 相手が「何のお礼だっけ?」と忘れてしまっていた!ということもあるのです。
実は私もお下がりを渡して、3ヶ月後にお返しをもらったことがありました。 正直服を渡したことも忘れていましたし、嫌な気持ちにはなりませんでしたが少しモヤっとしますよね。
お返しするタイミングはできれば、お下がりをもらってから1〜2週間以内にしましょう。 遅くても1ヶ月以内に渡すようにして、相手が忘れないうちに感謝を伝えるようにします。
お下がりのお礼の金額相場は?
お下がりは子供の着古した服を提供することなので、間接的にお金がかかっていると判断できるでしょう。 一方で具体的な金額については、ブランド物でない限り詳しくわからないことがほとんどですよね。
お返しにかける予算は低く見積もりやすいですが、千円〜3千円が相場です。 予算は相手家族の人数が多いほど高くなるので3人家族であれば千円、4〜5人家族は2千円など段階的に上げていきましょう。
相手家族に負担にならないくらいのカジュアルな物を贈るには、3千円までの予算にしておいた方が良さそうです。 私も実際お下がりのお返しを選びに行ったことがありますが、3千円も出せばかなり立派な菓子折りが購入できます。
実質2千円くらいが、一般的な核家族構成なら最適でしょう。
お下がりは物々交換もおすすめ
お下がりのお礼には、菓子折りなどの品物をお返しとして贈るのが一般的です。 一方で同じくらいの年齢のきょうだいなどがいる場合、物々交換でお返しをするのもおすすめですよ!
使わなくなったおもちゃや絵本、性別の違うきょうだいの服など…意外と渡せるものって多いんですよね。 わざわざお金をかけてお返しの品物を贈られるよりも、相手も気を遣わずに済むのではないでしょうか?
私は良く近所のママ友たちと物々交換をするのですが、フリマみたいで楽しいです。 物を大事に使う意識も高まりますし、もう着られなくなった服をお友達が着ていると懐かしい気持ちになれます。
物々交換は嬉しいことだらけの、素晴らしいアイデアだと思いました。
まとめ
お下がりをもらった時のお返しはどうするか悩んでいる人に向けて、渡すタイミングや金額相場について詳しくご紹介してきました。
もらった服の数や相手との関係性などによって、お返しをするかしないか判断しましょう。 もちろん言葉でのお礼は忘れずに!
お返しの金額相場は千円〜3千円なので、予算は相手家族によりますが2千円くらいがベストでしょう。 物々交換もお互い気を遣う事なく、さらに物を大切に使うことができます。
使わなくなったものでも、長く使用できるように工夫していきたいですね。