先日、1歳半の息子とはじめての貼り絵に挑戦してみました。
貼り絵のテーマは秋です。
まだ暑さが残りますが、今回は秋の景色を息子に予習してもらいました。
皆さんに秋の匂いをお届けできれば幸いです。
どうぞ最後までご覧ください。
1歳の貼り絵
1歳半の息子は工作やお絵かきが大好きです。
もちろん、まだハサミやテープは使えません。
ですが、息子は息子にできることを楽しそうに集中して取り組んでくれています。
今回は息子にとってはじめての貼り絵です。
私が適当に切ったおりがみシールを息子が貼ってくれました。
このへんに貼ってね、というとなんとなく理解してくれているようでした。
たまに全然違うところに笑顔でおりがみシールを貼る息子です。
そんな冒険心が、時に芸術をうむのでしょう。
今回、秋の赤々とした木々をイメージした貼り絵にしてみました。
息子がたまたま貼ったおりがみが、風に舞う落葉のようにに見えました。
息子、やるじゃん!
非常に親バカですが、息子の芸術的な一面を見ることができたように思います。
子どもの発想力に負けない大人でいたいものです。
貼り絵は、絵を描くよりも安全で簡単です。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭にはおすすめの遊び方ですよ。
春夏秋冬、貼り絵で表現してみるのも良いかも知れません。
大好きな食べ物や動物を表現してみるのも良いですよね。
色鉛筆
切ったり、貼ったりしているうちにもう少し色が欲しくなり、久しぶりに色鉛筆を出してみました。
こちらの色鉛筆は、息子を妊娠中に母が私にプレゼントしてくれたものです。
息子、色鉛筆に大興奮です。
ここからは正直もう貼り絵どころではありませんでした。
息子はなんだこれ!と目を輝かせ、色鉛筆を一本ずつ観察していました。
そして選び抜いた数本で画用紙に何やら描き出しました。
ちなみに、最近は描くことをとても楽しんでくれるようになった息子です。
パパの晩酌用の小さな机には、今やクレヨンやペンの跡だらけ。
その素晴らしい芸術たちは、パパの酒の肴にでもなるかしら?
秋の色
色鉛筆って季節を表現するのにぴったりですよね。
ところで、秋の色ってどんな色でしょう?
秋色の色鉛筆、ちょっと集めてみました。
こんな感じでしょうか?
私にとって秋は、赤色、茶色、からし色が中心のイメージです。
皆さんは秋というとどのようなイメージをお持ちですか?
落葉、紅葉、柿、焼き芋、栗、カーディガン、ジャケット、なんだかほっこりしてしまう秋です。
黄色やオレンジなど派手な色のイメージの夏が終わり、おちついた秋がやってくる。
秋は遊び疲れた夏と忙しい年末年始を迎える冬との間にほっと息をつくタイミングなのかも知れません。
私はこの季節の変わり目が好きです。
夏から秋は1番過ごしやすい時期ですよね。
思いっきり遊んだ夏の思い出を振り返りながら、聴こえてくる虫の声に耳をすませる。
四季があることのありがたみを感じる瞬間です。
私はいつも次に来る季節が楽しみで仕方ありません。
新たな季節に色めく息子や大切な人の笑顔を想像するのです。
日本にはせっかく四季があるのですから、存分に味わいたいのです。
完成
秋の貼り絵が完成しました。
息子が途中から色鉛筆に夢中になってしまったので、途中から母1人で貼り絵を楽しんでしまいましたが。
なんとなく秋らしい作品ができあがりました。
今回1つ驚いたことがありました。
息子が何度か貼り絵をしていた画用紙にちょんちょんと色鉛筆で何かを描いていたので見守っていたのです。
よく見ていると、赤や茶などまさに秋色ばかりを握っているではありませんか!
こんなに数のある色鉛筆の中から、なんとなく秋色を選び出していたのかな?
もしかすると偶然が重なっただけかも知れません。
息子なりに秋の色を考えてくれていたらいいなぁ。
子どもと一緒に季節を感じる方法はいくらでもあります。
それらは生活の中で少しアンテナを張り、工夫するだけで見つけられるのではないでしょうか?
季節を感じられる景色や自然の変化を探す旅にでる。
来る季節をイメージして工作を楽しむ。
貼り絵も親子で季節を感じる方法の1つです。
息子には素晴らしい日本の四季を存分に楽しんでほしいので、これからも季節を感じられるしかけをたくさん用意したいと思います。
今回の貼り絵で私も秋を間近に感じることができ幸せでした。
今年もあと3分の1かと思うと感慨深いですよね。
皆さんのところへ、秋の匂いをお届けできていれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。