息子を寝かしつけた夜、よーく耳をすますと、スズムシの鳴き声が聞こえました。
なかなか涼しくなりませんが、虫達は秋を知らせくれます。
秋と言えば、読書の秋!
今回は、息子が「読んで!」と持ってくるほどお気に入りの絵本を紹介していこうと思います。
親子で一緒に、コミュニケーションをとりながら、知育にも良い絵本を読んでみませんか?
はじめてのずかん
息子が1歳くらいに買ってあげた本ですが、2歳8ヶ月を過ぎた今でも、自分で開いて読むくらいお気に入りです。
この本のおかげで、たくさんの物・食べ物・生き物の名前を覚えることができたので、ママとしても重宝している図鑑です!
1歳の時は、ママが指差ししながら
「いぬ、ねこ、うし」
1つずつゆっくりと教えていきました。
嫌がらずにじーっと見ていたので、「これは興味があるのかも?」と、気が向いた時に何度も読み聞かせしていました。
2歳を過ぎたあたりからは、
「これは何?」「いぬ!」
と、ママが指差しした物の名前を答えてもらう形式にしました。
今は大好きな乗り物の名前を勉強中で、
「これなーにー?」と息子に聞かれて教えるようになっています。
次の本は、乗り物図鑑を買ってあげることで決まりかな?
だるまさんと
テレビでも紹介されている、大人気の”だるまさん”シリーズです!
“だるまさんと”というものを1冊だけ持っていますが、これだけでも充分に楽しめている作品なので、全シリーズ集めていこうかと思っているくらいです!
ママのあぐらをかいた脚の上に、息子がちょこんと座って、
「め、ろ、ん、さ、ん、と」
と読みながら左右に揺れ、
「ぎゅっ!」
と息子を抱きしめてあげると大喜びします。
「もういっかい!」
息子と一緒に、何度もゆらゆら揺れて、
触れ合いながらコミュニケーションをとる事ができました。
みみちゃんえほん
2歳になったあたりから、保育園から定期的に持って帰ってくる知育絵本です。
トイレトレーニングの内容の短いお話があったり、シールを貼って遊べたり、動物の肌の感触を擬似体験できるページがあったりします。
見て、触って、学べる絵本なので、さすが保育園が選ぶ内容だな、と思うような作品です。
保育園で1度読んでいる為、おうちに帰ってきたら、
「これ、ペタってしたの!」
と教えてくれます。
何度も読んで、ある程度内容を覚えてくると、息子からお話の内容を教えてくれる事も増えてきました。
「たこさんが、シャカシャカー!ってアイスつくってねー、かいじゅうさんにアイスあげるの!」
身振り手振りで説明する姿も、とてもかわいいですよ♪
バスのたび
これも1歳頃に購入した、お気に入りのものですが、ビリビリに破いてしまって、補修だらけになっても読んでいる絵本です。
もしかしたら、乗り物好きはここから始まっていたのかもしれません。
絵本を読むお決まりのスタイルになって、一緒に読んでいると、バスの降車ボタンを押す場面になります。
「ピンポーン」
息子の手をつかんで、絵のスイッチ部分を押すと「えへへっ」と笑ってくれます。
「それでは発車しまーす、プップー」
バスを運転しているように、絵本をハンドルにして、上下に弾みながら運転のマネをしてあげます。
臨場感を出しながら読んでいると、ママも息子も楽しくなってきます!
どうぞのいす
ママが幼稚園の時に好きだった絵本で、懐かしいのもあって買ってあげたものです。
思いのほか、息子も気に入ってくれたようで、「ママ!これする!」と言って、読んで欲しいと持って来てくれます。
でも、このお話は息子にとっては長いのか、読んでいると、息子がペラペラとページをめくってしまう事があります。
その時は、息子が理解しやすいようにお話を簡潔に読んであげました。
「くまさんが、どんぐりいただきまーす、って食べちゃった」
そうすると、
「くまさん、どんぐり、パクパクってたべちゃったの?」と関心を持って聞いてくれるようになりました。
お話を理解しているんだなーと、成長を感じる出来事もあります。
「うさぎさんがイスを、トントンって作ってるんだって」
息子はたまたま目の前にあった積み木を、ピコピコハンマーでトントン、とイスを作ろうとしました。
お話を聞いているだけだったのが、再現までするようになった事に、驚きと嬉しさが込み上げてきました。
今度はどんな成長を見せてくれるかな?
はじめてのおつかい
実家に置いてあった絵本を貰ってきたもので、5歳の女の子の”みいちゃん”がおつかいに行くお話です。
息子は、みいちゃんと自分を重ねて見ているようで、みいちゃんがやっている事をマネっこする事があります。
みいちゃんが転ぶ場面だと、
「いたいいたい、なっちゃったぁ…」
と、自分の膝を抱え込みます。
絵本を読んでいない時でもマネっこします。
外で歩いている時、車がブーンと来て、前を歩く息子に「車来たから危ないよ!」と注意を促すと、
「ペタっ!」と言って、
壁に背中をくっつけて、みいちゃんのマネして避難します。
こんな所で絵本の内容が活かされるとは!
子供にとっての絵本は、学校でお勉強しているくらいの知育になっているのかな?
絵本をたくさん読み聞かせていくうちに賢くなるかも!?
なんて、期待を膨らませながら、これからも一緒に絵本を読んでいこうと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!