果物は嫌いな人が少ないのと、見た目も豪華に見えて季節をより感じられますよね。
果物と言えば種類によっては日持ちがしにくいこともあって、家が近くないと贈りづらそうなイメージがあります。
贈れるか心配でも、うまく宅配を利用すれば鮮度を保ったまま相手に届けられるんです。
鮮度をキープするためには、クール便を利用したり梱包方法を工夫したりする必要があります。
今回は果物を宅配で贈りたい人に向けて、クール便や梱包方法を詳しくご紹介していきましょう。
果物を贈るシーンとは?
数ある贈り物を贈るシーンで、果物を贈るのはどんな時なのでしょうか。 送った相手の「ちょうど今、果物が食べたかった!」と思ってもらえるようなタイミングについて、詳しく見ていきましょう。
お中元やお歳暮
季節の贈り物で一番に思い浮かぶのが、お中元やお歳暮です。 お中元は夏の時期に、お歳暮は一年の終わりに贈ります。
果物は季節を表すのにぴったりなセレクトなので、お中元やお歳暮には欠かせないのです。 お中元ならメロンやスイカ、桃などが喜ばれます。
お歳暮であればリンゴやイチゴが適しているでしょう。 日頃お世話になっている人に向けて、ちょっと高級な果物を贈るのも良いですね。
お彼岸などのお供え物
お彼岸などのお供え物として贈り物をする場合は、あまりカジュアルな品物は嫌がられてしまうことがあります。 果物はお年寄りにも評価が高く、仏壇の前にお供えするにも浮くことはありません。
お供えした後にはみんなでいただくのがお供え物のマナーですが、果物は何人かで切り分けて食べやすいのでお勧めです。 小さめの果物であればたくさん入っている物や、いろんな種類が詰め合わせになったものを贈ると良いでしょう。
訪問時の手土産
何かと品物の種類について悩む事の多い訪問時の手土産、悩んだ時は果物で決まりです。 果物は老若男女問わず好まれることがほとんどで、失敗するケースが非常に少ないんですね。
相手の好みがわからないときは果物の詰め合わせを持っていけば、いずれかは好きなものが混じっているでしょう。 贈る相手に小さな子供がいる場合は、離乳食初期でも食べられるような果物を持参すると安心してもらえます。
私は桃やイチゴなど柔らかめの果物を持参することが多いのですが、1歳にも満たない子でも喜んで食べてくれることが多いです。 お年寄りの場合も、なるべくなら柔らかめの種類や柿など落ち着いた味わいの果物を選ぶと良いでしょう。
果物は宅配で贈ることができる
果物を贈りたいけれど、遠方に住む相手にきちんと贈れるか不安…という人も多いですよね。人も多いでしょう。 種類によっては傷みやすく、温度管理が必要なものもあります。
安心してください、果物でも安全に遠い場所に住む相手に贈ることが出来ます! 各宅配業者に依頼すれば、果物を指定の日にちと時間帯に贈れるので便利です。
荷物は集荷に来てもらったり、コンビニのレジで受け付けてもらえたりできるので手軽ですよね。 私もよくちょっと買い物に行くついでに、荷物を送ることがあります。
果物を詰めるための段ボールはスーパーで無料でもらうことができるので、事前に準備しておきましょう。 私はスーパーに行った時に、もともと野菜や果物が入っていた段ボールをもらうようにしています。
通常の段ボールと違って強度があるので、重たい果物を入れて送っても破損しにくいのが特徴です。
果物が傷みにくい梱包方法とは?
果物を贈る時は何も考えずに詰め込めば良いというわけではなく、なるべく果物に傷がつかないように気を配る必要があります。 傷がついたところからどんどん傷んでしまって、相手に届いてからすぐ食べられなくなってしまった…ということにもなりかねません。
なるべく鮮度を保ったまま相手に届けられるように、梱包方法にも注意しましょう。 具体的にどんな方法で梱包すればいいのか、詳しく説明していきます。
常温保存の場合
リンゴなど常温で保存ができる果物の場合は、まずビニール袋に入れてクチを締めずに入れます。 うまく並べて隙間ができたところには、新聞紙を丸めて動かないように固定しましょう。
意外と見落としやすいポイントが上の部分で、新聞紙を上からかぶせて上下の振動に耐えられるようにします。 私は青森の祖父母から毎年リンゴが贈られてくるのですが、しっかり衝撃から守られて梱包されているので安心していますよ。
冷蔵保存の場合
イチゴなど冷蔵で保存したいデリケートな果物の場合は、段ボールではなく発泡スチロールに梱包する必要があります。 封をするとしっかりと蓋が閉まるので、冷蔵保存の果物は袋に入れずにそのまま詰め込みましょう。
冷蔵が必要な果物を贈るときはクール便が必要なので、手数料などを確認しておきたいですね。 注意点としてはクール便の場合、コンビニ受付はしてもらえないという点が挙げられます。
コンビニだと宅配業者がくる時間帯まで冷蔵品を預かるスペースがないので、受付ができないんですね。 クール便は冷蔵車に集荷に来てもらうか、最寄りの宅配業者の営業所に行って預かってもらいましょう。
まとめ
果物を宅配で贈りたい人に向けて、クール便や梱包方法を詳しくご紹介してきました。
果物は常温と冷蔵保存に適した種類に分けられますが、基本的には遠方にも宅配で贈れます。 常温保存の場合はダンボールに、冷蔵保存の場合は発泡スチロールに梱包しましょう。
宅配業者ではクール便で送れますが、コンビニ配送はできないので注意してくださいね。 相手に喜んでもらえる旬の果物を贈って、季節のイベントを華やかに迎えましょう。