七五三はお詣りするのも大事ですが、何よりも写真撮影を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?
楽しみにしている一方で、3歳の七五三だと無事に写真撮影を終えられるのか不安ですよね。
イヤイヤ期なのできちんとポーズができるか、着物が着られるかなどヒヤヒヤさせられます。
写真撮影を無事終えるために欠かせないアイテムや、スムーズに終えるコツがわかれば少しは安心ですよね。
今回は七五三の写真撮影を無事終えたいという人に向けて、必須アイテムやスムーズに終えるコツについて詳しくご紹介していきます。
七五三の写真撮影はいつ頃おこなう?
七五三のイベントの中でも欠かせないのが写真撮影ですが、いつ頃おこなうのがベストなのでしょうか?
七五三は11月15日で、数え年か満年齢かにもよりますよね。 写真撮影に最も適した季節についても、詳しく見ていきましょう。
数え年で3歳
数え年で3歳ということは、満年齢では2歳です。 2歳で衣装を着て写真を撮ると、少し赤ちゃんの面影を残したあどけない姿を残すことができます。
一つ気になるのが、2歳はイヤイヤ期真っ只中ということ。 実は我が家でも上の子は2歳で写真撮影をしようと思ったのですが、イヤイヤ期が酷すぎて結局着物を着られず…。
慣れないカメラマンが撮影するのも嫌がってしまって、とても記念撮影どころではありませんでした。 結局数え年での写真撮影は諦めて満年齢3歳でおこなったのですが、1年で見違えるほど成長したのでなんとか終えることができましたよ!
2歳でも言葉がよく出ていて、しっかりしているタイプであれば全く問題はないと思います。 子供の成長具合によるので、数え年で七五三の写真撮影をしようと考えている場合は注意しましょう。
満年齢で3歳
満年齢3歳で七五三の写真撮影をするのが、最も円滑に進みやすいでしょう。 3歳であれば多くの子供が言葉が話せて、自分の好みの着物なども選ぶことができます。
我が家でも2歳の時点では話にならなかった様子でしたが、3歳では自分が着てみたい着物を自ら持ってきてくれました。 カメラマンの注文もある程度応えてくれるので「笑顔でね」とか「少し足をクロスしてみて」とかも上手くやっていましたよ。
数え年での七五三にこだわりがないようであれば、満年齢3歳で写真撮影をした方が親も満足できる写真を残せる可能性が高いです。 娘は七五三の被布よりも、プリンセスのドレスを着られたことの方が数倍嬉しそうでした。
季節は初夏が人気
七五三の写真撮影をおこなう時には、前撮りという形でお詣りよりも先に済ませてしまうケースが多いです。 写真館などでは多くの場合、七五三の時期よりも早めに撮影予約をすることで早割が適用になってお得になるのですね。
スタジオは屋内なので季節は特に問いませんが、真夏は外から来た時に汗をかいてしまうことがあります。 髪がペタンコになる可能性もあるので、できれば真夏の時期は避けましょう。
屋外でのロケーション撮影をおこなう場合は、季節感が強く出る紅葉の時期がお勧めです。 紅葉が綺麗な時期となると、七五三のお詣りを済ませた後のタイミングになることもあります。 ロケーション撮影以外では、前撮りをするのがほとんどでしょう。
七五三の写真撮影は一筋縄ではいかない?
七五三の写真撮影は、3歳だと大人の撮影とは違ってスムーズに滞りなく終わることはまずありません。 もちろん慣れない着物を着てポーズをしなければならない子供は疲れますが、親は数倍ヘトヘトになるのです。
私も娘の3歳の七五三では、非常に心身ともに疲れ果てた記憶があります。 七五三の半年後に別のイベントで写真館に行ったことがあるのですが、4歳の時点では七五三の時が嘘のようにスムーズに撮影を終えました。
半年間のうちにイヤイヤ期を脱し、写真を撮られることに目覚めたからでしょうか? 3歳の写真撮影で一番のネックがイヤイヤ期の最中ということなので、ある意味親にとっては試練なのかもしれないですね。
どうしてもグダグダになるのが嫌な場合は、七五三から半年〜1年くらい後のタイミングで撮影するとビックリするほど滞りなく終わるかもしれません。 我が家は2歳、3歳、4歳と写真館で撮影を経験しましたが、年齢が上がるごとに精神面で落ち着いて安心して撮影できます。
イヤイヤ期のタイミングも子供によって異なるので、様子を見ながらベストタイミングで写真撮影を計画したいですね。
七五三の撮影に欠かせない必須アイテム
3歳の七五三の撮影は、基本的に子供が不機嫌であることを前提に取り組んだ方が良いかもしれません。 慣れない場所に連れていかれた挙句、慣れない着物を着させられて髪型もいじられてメイクまで…。
非日常は小さい子供にとってはストレスに感じることが多いので、不機嫌になる要素が揃っていますよね。 もし写真館の許可を得た場合には、簡単に食べられるような小さいおやつを持っていくと良いでしょう。
撮影の時に歯におやつのカスが付いていないかだけ確認すれば、さほど問題はありません。 またお気に入りのぬいぐるみやオモチャがあれば、持たせておくと機嫌が良くなるでしょう。
荷物は重たくなってしまいますが、少しでも機嫌をよく撮影に臨んでもらうために色々持っていけるものは持っていきたいですね。
七五三の撮影をスムーズに終えるコツ
七五三の撮影をスムーズに終えるためには、とにかく子供の機嫌が良い状態を維持することが大切です。 私は午前中の9時から11時までの時間に予約をして、お昼寝と空腹を避けました。
午後だと空腹は満たされても、眠くなってしまって機嫌が悪くなるんですよね。 撮影当日のタイムスケジュールをあらかじめ大まかに作っておき、機嫌が悪い時間に撮影と被らないようにします。
撮影の待ち時間ではちょっとしたおやつを与えて、ご機嫌なうちに終わるようにしましょう。 私は撮影日までの1ヶ月間くらいで着物やドレスのカタログを娘と見ながら、好きな着物や色などを選びながらイメージトレーニングしていきました。
おかげで当日は色とりどりのドレスにテンションが上がり、終始ご機嫌でプリンセス気分のまま撮影が出来たので良かったです。
まとめ
七五三の写真撮影を無事終えたいという人に向けて、必須アイテムやスムーズに終えるコツについて詳しくご紹介してきました。
七五三の写真撮影において、数え年3歳が最も年齢が低いので大変な面があります。 七五三はいつまでに写真を撮るという決まりはないので、子供の成長に合わせて時期を決めると良いでしょう。
お気に入りのお菓子やオモチャを持っていき、昼寝や空腹の時間を避けて撮影に臨むと良いですね。 記念に残る写真がステキなものになるよう、対策を考えていきましょう。