先日、娘が空にいわし雲を発見し、”ようやく秋がきたんだなぁ~”と感じました。
秋といえば”芸術の秋”があげられますよね。
ということで、9月の家族旅行では、富山にある「富山県美術館」を訪れました。
今回は、親子で楽しめる「富山県美術館」を紹介したいと思います。
富山県美術館
富山県美術館は、富山駅から徒歩15分ほどのところにある美術館です。
美術館は木とアルミとガラスを組み合わせて作られた、現代的で美しい建物でした。
”子どもと一緒に美術館”というと、ママ達にとってはすごくハードルが高いですよね。
子どもは静かに鑑賞できないだろうし、走りまわったり、展示物に触ってしまうかもしれません。
ですが、富山県美術館の屋上にある「オノマトペの屋上」なら騒いでも走っても触っても大丈夫!
子ども達が”アートに触れて遊べる”、とっても素敵なエリアになっているんです。
「オノマトペの屋上」なら、小さなお子さんがいても、親子で芸術を楽しむことができますよ。
そして、こちらで子どもを遊ばせながら、夫婦で交代して美術館鑑賞なんてことも可能です。
次の章では「オノマトペの屋上」について、詳しく紹介したいと思います♪
オノマトペの屋上
「オノマトペの屋上」は美術館の屋上部分にあり、無料で入場できちゃうんですよ。
子ども達はエレベーターから降りた瞬間、「うわぁ~!」といってうれしそうに走っていきました。
ちなみに、”オノマトペ”とは擬音語や擬音語のことです。
こちらは「ぷりぷり」という作品です。
なんのアートだか分かるでしょうか…?
実はこれ、子ども達が大好きなウンチなんです!
子ども達はウンチのアートに大喜びで、長女からは「トイレしてるみたいに写真とって~」とリクエストされちゃいました。
こちらのアートは「ふわふわ」です。
白いドーム状のトランポリンになっていて、とっても人気でした。
思った以上によくはねます。
トランポリンの上からは、街の向こうに立山連峰がきれいに見えました!
こちらは「ぐるぐる」です。
遊具がさかさU字になっていて、押すとグルグル回るんです!
子ども達はまわるものが大好きですよね!
「もっとまわして~もっともっと!」とリクエストの嵐でした。
(けれど、まわす方は結構大変なのです…。)
今回紹介したものの他にも、「ひそひそ」というパイプでできた糸電話や、「うとうと」というハンモックエリア、「つるつる」というアート作品がありました。
オノマトペの屋上は、地面が芝生になっているので、小さなお子さんでも安心して遊べると思います。
周辺施設
富山県美術館の目の前には「富岩運河環水公園」とよばれる公園がありました。
富岩運河には船が行き来していたり、遊歩道が整備されていたりと、とても素敵な公園でした。
子ども達が一番喜んでいたのが、地面から出てくる噴水エリアです。
噴水の水量がかなり多く、あっという間に次女はビシャビシャ…。
タンクトップ姿になって、水の間を嬉しそうに走りまわっていました。
本当に、子どもって水遊びが大好きですよね。
富岩運河環水公園には”世界一美しい”といわれるスターバックスコーヒーがあり、大人はコーヒーをテイクアウトして、芝生の上でのんびりとさせてもらいました♪
ランチはお寿司
富山県といえば富山湾で獲れる”キトキト”なお魚が有名なんです。
キトキトとは、富山弁で”とれたてで新鮮”をあらわす言葉なんだそうです。
ということで、富山市内にある回転ずし店へ。
本当はカウンターで美味しいお寿司をいただきたいところですが、子どもが一緒だとなかなか難しいですよね。
「番やのすし」という回転ずし店に来店したのですが、食べてびっくり!
回転ずしとは思えないレベルの高さでした!!
富山の人たちは、いつもこんなにおいしい魚を食べてるんですね~。
皆さんは、いつからお子さんに生ものを食べさせていましたか?
我が家では、長女も次女も3歳からお刺身デビューをしています。
次女は、この間初めて食べたイクラの美味しさが忘れられなかったようで、来店前から「わたしはプチプチ(イクラ)たのむの!」と楽しみにしていました。
写真は「親子巻き」という、イクラ×サーモンの軍艦です。
イクラとサーモンが大好きな子ども達にとって、夢のような組み合わせのお寿司でした!
そして、二人ともびっくりするような速さで完食していましたよ♪
大人はサンマ、地アジ、地甘エビなど、今が旬の地魚を中心に注文しました。
サンマやアジは、青魚特有の臭みが全くなく、脂がのっていてとっても美味しかったです。
ごちそうさまでした!
さいごに
富山県美術館、いかがでしたか?
子どもが生まれてから、”きっと子ども達は静かにしていられないから…”と美術館へ行くという発想がなくなっていました。
ですがこちらの富山県美術館なら、誰にも気兼ねすることなく、親子そろってアート作品を楽しむことができました!
芸術って、静かな美術館で作品を眺めるだけじゃないんですね。
見て、触って、感じて楽しむアートがあるんだと、新しい発見でした。
そして、色々な芸術と触れ合うことで、子どもの人生がより豊かなものになってくれればうれしいな、と思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。