やっと本格的に涼しくなってきましたね。
最近は特に予定のない日でも朝と夕方は必ず散歩をしています。
息子との外遊びが心地よい季節の到来です。
今回は、息子と見つけた「小さい秋」についてご紹介致します。
皆さんに秋のたよりをお届けできれば幸いです。
どうぞ最後までご覧ください。
どんぐり
「あ!あったー!」
少しずつ話せる言葉が増えてきた息子が、嬉しそうに声をあげました。
小さな手のひらには小さなどんぐり。
そこからは、一緒にどんぐりころころを歌いながら歩きました。
1歳8ヶ月の息子は言葉をめきめきと吸収する時期です。
息子が気になったものの名前はできるだけ反復して伝えるようにしています。
どんぐり、覚えてくれたかな?
息子は普段から石ころや小枝、枯れ葉など自然の恵みで遊ぶのが大好きです。
長い間、手のひらの上でどんぐりを大切そうに転がしていました。
どんぐりは身近に秋を感じられる可愛らしいアイテムですよね。
私も子どもの頃、どんぐりを見つけるとワクワクしていたのを覚えています。
太っちょなどんぐり、ほっそりとした綺麗などんぐり、帽子をかぶったどんぐり。
私が小さい頃は、なぜかほっそりとしたスマートなどんぐりばかり集めていました。
今は、丸々とした太っちょどんぐりに愛着が湧いてしまいます。
どんぐりには、それぞれ個性がありますよね。
息子が今回見つけたのは、大きな帽子をかぶったどんぐりでした。
息子は最近帽子を嫌がることがあるので、どんぐりに良い見本を見せてもらえたようでした。
松傘
息子が両手に持つのは、松傘です。
松傘、松笠、松ぼっくり。
言い方はいくつかありますよね。
この時は、三輪車で公園まで行きました。
松傘を発見した息子は、かき分けるように三輪車からおりて松傘を拾い上げていました。
松傘は、ある程度の大きさがある為、子どもにとってちょうど良いおもちゃになりますよね。
息子は松傘をコロコロと転がしたり、三輪車の前かごに入れたりして遊んでいました。
松傘の仕組みは自然のテクノロジーですよね。
湿度の高い日、雨の日にはピタッと閉じているのに、乾燥した晴れの日にはしっかりと開いて種子を飛ばすんですから。
松傘ってすごい!
小学校の理科で習ったのを鮮明に覚えています。
息子がもう少し大きくなったら、松傘の変化を一緒に観察したいと思います。
自然は偉大ですね。
紅葉
少しずつ、赤く色づいた葉も増えてきました。
5月の色鮮やかな新緑もとてつもなく素敵ですが、秋色の木々も趣深いですよね。
皆さん、紅葉はどこかへ見に行かれますか?
過ごしやすいこの時期の週末は紅葉スポットが大混雑しますよね。
私も紅葉や銀杏、様々な種類の紅葉を毎年楽しみにしています。
子連れだと人混みに行くのはなかなか勇気がいるものです。
夜のライトアップも行きたいけれど、数年は厳しいなぁ。
そんな時は、家の近くの公園なんかで紅葉を楽しむのも良いですよね。
しかし、紅葉は楽しめる時期が本当に短いものです。
さらに見頃が台風と重なってしまうと、一瞬で葉が落ちてしまいます。
一年の中で唯一、赤い世界を楽しめる貴重な時期です。
息子は真っ赤な葉っぱに何を感じたかな?
今年もあたり一面の紅葉を楽しめますように。
秋の空気
秋の済んだ空気が私は大好きです。
洗濯物を干しにベランダにでると、運動会の練習をする子どもたちの声が聴こえます。
洗濯物を取り込む時は、優しい夕日と虫の声が心に響きます。
そして秋は雲や空が本当に美しく、癒されますよね。
ひつじ雲やうろこ雲を見つけては、息子に伝えるのですが、息子が空を見上げるのはまだまだ難しいことのようです。
しっかり空を見上げようもんなら、後ろにひっくり返ってしまいます。
息子はまだ空の高さや雲の種類の多さを知りません。
実質、赤ちゃんと幼児の間くらいだもんね。
あと少し、あと少しです。
さいごに
秋の空に、秋の雲。
秋の木々に、秋の空気。
秋の景色は心が落ち着きますよね。
虫の声にそっと耳を澄ます時間が好きです。
元気いっぱいに遊んだ夏を振り返ったり、慌ただしい年末のスケジュールを考えてみたり。
秋は心の整理の時間だと思っています。
息子と散歩に出ると、季節の変化をしっかりつに感じることができます。
子どもの頃のわくわくをもう一度体験しているかのようです。
息子がもう少し大きくなったら、息子にもカメラを持たせ、一緒に季節を感じられる写真を撮ったりしてもおもしろいかも知れません。
小さい秋は足元や、空、いつもの道にあるかも知れません。
親子で、家族で、ぜひ探してみてくださいね。
秋は風邪が流行る季節でもあります。
皆さん、どうぞお気をつけてお過ごしください。
最後までご覧いただきありがとうございました。