先日、子ども達が順番に風邪をひいてしまいました。
病院へ行くと、「ヘルパンギーナ」という風邪だということでした。
ヘルパンギーナといえば、”夏にかかる風邪”というイメージだったのですが、小児科の先生いわく、最近は冬にかかる子もいるんだそうです。
今回はヘルパンギーナの症状や、子ども達の様子について紹介したいと思います。
・ヘルパンギーナってどんな風邪?
みなさんは、ヘルパンギーナという風邪をご存知でしょうか?
ヘルパンギーナは、6~8月にかけて流行する夏風邪の一種なんだそうです。
主な症状は、突然の高熱、のどの痛み、のどの奥に小さな水泡ができる、といったものがあげられます。
かかりつけの先生からは、「ヘルパンギーナに効くお薬はないので、水分をとってゆっくり休むように」と言われ、解熱剤のみ処方されました。
私はヘルパンギーナといえば”夏になるもの”と思っていたのですが、今は冬でもかかる子がいるんだそうです。
我が家がお世話になっている小児科の先生(ベテランのおじいちゃん先生なのです)の話によると、冷暖房がなかった昔はシーズンごとに流行る風邪がしっかり分かれていたそうなのですが、最近はそうでもないんだそう。
1年中油断できないんですね!
うちの娘たちは、それぞれ幼稚園と小学校に通っているのですが、熱が下がったら登園・登校しても良いということでした。
・次女が発症
12月の初旬、次女を自転車に乗せて長女の習い事のお迎えに行ったのですが、帰宅後次女が急にブルブルと震え出したんです。
私はてっきり”風が冷たかったから体が冷えたのかな?”と思い、部屋の暖房をつけ、次女にブランケットかけておきました。
しばらくすると、夕飯前なのにそのまま次女がソファで寝てしまい、”アレ?こんな時間に寝てしまうなんて、なんかおかしいなぁ”と思っていたら、案の定夜中に発熱…。
体温計ではかると、すでに39.6℃もありました!
帰宅後の体の震えは、高熱が出る前の悪寒だったのですね。
急にこんな高熱がでるなんて、インフルエンザにかかってしまったのかなと、翌朝一番に小児科へ行きました。
すると、「お母さん、これはインフルエンザちがうわ。ヘルパンギーナやね。」と診断。
なんでも、次女の喉の奥にはプツプツと水泡ができていたんだそうです。
手のひらと足の裏に水泡がないかも確認され、こちらは大丈夫だったので「ヘルパンギーナ」ということになりました。
先ほども書きましたが、”ヘルパンギーナに効くお薬はない”とのことで、解熱剤だけもらって帰りました。
結局39℃以上の高熱は1日ほど続きましたが、本人はいたって元気でびっくりさせられました。
ソファの上をジャンプしたり、外へ遊びに行こうとしたり、「お願いやから、ちょっと寝よう?」と言っても「イヤ~!」と言う始末。
結局DVDをつけてなんとか座ってもらいましたが、大人がこんな熱を出すと、きっと寝たきりになってしまいますよね…?
あえていうなら、喉にできた水泡が痛くてしみるのか、普段と比べて食欲は落ちていました。
先生は水分がとれていれば大丈夫とおっしゃっていたので、お茶やリンゴジュース、ゼリーや煮麺(にゅうめん)など食べやすそうなものを用意。
結局、発熱から1日半後には平熱にもどり、すっかり元気になりました♪
・長女が発症
次女が元気になってから2日後、やっぱり長女にもうつってしまいました!
手洗いうがいを入念にさせたり、タオルを分けたりしていたのですが、同じ部屋で生活していると予防するのは難しいですね…。
長女も次女の時と同じく、夜中に39℃の高熱がでました。(日中はとても元気にすごしていたので油断していました…)
翌朝長女の喉を確認すると、同じ様にプツっと水泡ができていました。
急いで小児科へ行くと、やっぱり「妹のヘルパンギーナがうつったなぁ」ということでした。
ただ、長女は次女と比べて体がだるそうで、1日中ソファに横たわっていました。
朝食はしっかり食べていましたが、そのあと少し気分が悪くなったみたいで、先生からは「熱があるときは胃腸の働きが弱っているから、ご飯は控えめにしてね」と言われました。
いつも通りの朝食を出してしまい反省です。
高熱でしんどそうだった長女も、翌朝にはすっかり元気に!
念のためもう1日お休みしましたが、発熱から2日後には学校へ行くことができました。
・風邪の時の食事について
みなさんは風邪をひいた時、どんな食事をとっていますか?
私の母は”梅干し入りのお粥”をつくってくれていたので、私も子ども達に同じお粥を出していたのですが、これが不評で全く食べてもらえず…。
風邪をひくと決まって、子ども達に「お粥はやめて!」と言われるほどなんです。
なので、最近では煮麺(にゅうめん)が我が家の定番メニューになりました。
煮麺とは素麺を温かいお出汁で煮たもので、おなかが温まるし、消化にもいいし、風邪の時にぴったりの食事なんです。
今回は素麺のほかにも卵とカニカマを入れて煮込みました。
素麺は日持ちするので、一年中ストックしてあります♪
ちなみに、うちの夫は子どもの頃風邪をひくと、近所のお寿司屋さんから好物のマグロのお寿司を出前してもらってたんだそうです!
”風邪の時に生もの食べて大丈夫なの!?”とびっくりしましたが、夫はお寿司を食べると元気になったんだそう…。人それぞれなんですね。
・さいごに
ヘルパンギーナ、いかがでしたか?
12月をすぎ、インフルエンザや胃腸炎など色々な風邪が流行る季節になりましたね。
子ども達の風邪がすっかり治ったので、昨日ようやくインフルエンザの予防接種を受けることができました。
引き続き手洗いうがいをしっかりして、これ以上風邪をひかないように気をつけようと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。