先日、初めて炊飯器でパンを焼いてみました!
炊飯器に”パン焼き機能”が付いているのはうっすら気づいていましたが、実際に使ったのは初めて!
今回は、子どもと一緒に炊飯器でパンを作った時の様子を紹介したいと思います。
・炊飯器でパン作り
毎日”ごはんを炊く”のに欠かせない炊飯器。
我が家の炊飯器は「象印」の圧力IH炊飯ジャーという商品なのですが、よ~く見ると、炊飯器って色々な機能が付いているんですよね。
白米炊飯の他にも、炊き込みご飯、すしめし、おこわ、お粥、玄米、雑穀米、そしてパン焼き機能まで!
購入当初から、炊飯器に”パン焼き機能”がついていることにうすうす気が付いてはいましたが、使ったことはありませんでした…。
それが先日、午前保育で早く帰宅した次女に「炊飯器でパンが焼けるらしいよ!」と話したところ、「作ってみたい~♪」と。
二人でスーパーに材料を買いに行き、炊飯器でパンを焼いてみました!
・炊飯器パンのレシピ
まずは、炊飯器の取扱説明書に載っていたレシピで作ってみることに。
記載されていた材料は以下の通りです。
- 強力粉300g
- 牛乳200ml
- 砂糖21g
- 塩3g
- 無塩バター15g
- ドライイースト3g
計量の際、砂糖がドバっと入って30~40g位になってしまったのですが、結果的にはほんのり甘いパンになって子ども達は喜んでいました◎
他にも計量時のポイントとして、”牛乳を30℃に温めておく”という項目があったのですが、ぼんやりしていたのかスッカリ見落としており、冷蔵庫から出したての冷え冷え牛乳を使ってしまいました…。
なぜ牛乳を温めるのかというと、ドライイーストは発酵を促してくれる生き物なので、30℃が活動しやすい温度なんだそうです。(冷たすぎたり、熱すぎたりすると、イーストが動けなくてうまく発酵できないみたいです!)
ですが、幸運にも今回はちゃんと膨らみました◎
・こねる
ボウルに材料を全ていれて、こねていきます。
ここから次女の登場です♪
粉が飛び散ると後片付けがややこしいので、キッチンのシンクの中でこねてもらいました。
粘土遊びが大好きな次女は、とってもうれしそうに「こねこね~こねこね~」と、お粘土おねえさん(NHKの粘土番組)の真似をしながら生地をこねてくれました♡
ポイントは、”のばして、たたく”を繰り返すことです。
上手にこねると材料が均一にまざり、グルテンパワーでパンがふんわり焼けるんだそうです。
説明書では、15~18分こねるのが目安とありました。
今回は、生地がべちゃっとしていたので、追加で強力粉を少量足しました。
”表面がなめらかに、薄くのばせるように”なったらOKということでした。
・1次発酵(40分)
ここからが、炊飯器の出番です!
丸く整えた生地を炊飯器の中に置いて蓋をしめます。
「パンの発酵」を選び、炊飯ボタンを押しました。
これで40分間、生地を発酵させてくれるそうです。
40分後の生地がこちら!
白米0.5目盛りのあたりだった生地が、1まで膨らみました!!
さわってみると、温かくってふんわりしています♪
そしてなんだかいい香りがします。
次女に生地を指でさしてもらうと、穴がキレイに残りました。
これが1次発酵完了のサインだそうです。
・2次発酵(40分)
我が家は4人家族なので、生地を4等分に成形して2次発酵をしました。
手順は先ほどと同じく、「パン発酵」➡炊飯ボタンです。
次女が成形してくれたので、少しシワっとしちゃいましたがこれもご愛嬌♡
40分間ガマンガマンです。
発酵を2回してから、成形したらダメなのかな~と思い調べてみたところ、2次発酵後に成形すると、うまく膨らまず硬いパンになるそうです…。
・炊飯器でパンを焼く(40~50分)
最後に「パン焼き」を選んで炊飯ボタンを押します。
説明書では”焼き時間は50分”とありましたが、普通のオーブンでは30分位で焼き上がるとあったので、間をとって40分に設定してみました!
2~30分を超えたあたりから、パンの焼ける香りがしてきました♪
次女は焼き上がりまで「まだかな!もうすぐできる!?」と、ソワソワしっぱなしでしたよ。
パンを竹串でさして、べちゃっとした生地がつかなければOKです。
焼き上がりがこちらです!!
ちゃ~んと膨らんで、美味しそうなパンが焼けました◎
パンの上側は、肉まんの皮のような、白くてふんわりした感じです。
パンの下側(炊飯鍋に面していた部分)は茶色くこんがりと焼けていました。
両面ともに焼き色を付けたい場合には、裏返して炊飯器に入れ、追加で10分ほど焼くといいそうです。
ちなみに、”焼き上がったパンは炊飯器からすぐに取り出して、アミの上で粗熱をとってください”とありました。
・夕食に!
この日の夕食は、ミートソーススパゲッティ、シチュー、スナップエンドウとトマト、そして炊飯器で焼いた丸パンです♪
パンは4等分にして、1人1つずついただきました。
次女の手にのせると、両手が隠れるくらいのサイズ感です。
焼き立てのパンは、温かくって、ふっくらフカフカ、とーーーっても美味しかったです♡
計量を失敗して砂糖が増えてしまったのが良かったのか、ほんのり甘い味が子ども達に好評でした。
そしてパンの底の茶色い焦げ目の部分も、カリカリしていて美味しいんです。
子ども達は「めっちゃおいしかった!」、「もっと作って欲しかった~」ととっても喜んで食べていました◎
次女は「わたしが作ったパン、めっちゃおいしいやろぉー」と鼻高々、夫に自慢していました♡
我が家にはホームベーカリーがないので”パンを焼くこと”に対するハードルがすごく高かったですが、実際炊飯器パンを焼いてみたら意外と簡単にできてビックリしました。
週に1回くらいは炊飯器パンを焼いてもいいなぁ、と思った1日でした!
・さいごに
炊飯器でパン作り、いかがでしたか?
炊飯器パンはホームベーカリーと違って自分でこねなければいけませんが、それが終われば発酵~焼き上がりまで、炊飯器に入れっぱなしでOKでした。
意外と簡単だったので、これからもちょこちょこ焼けたらいいなと思います。
慣れてきたら、成形したパンに具を入れて、お総菜パンなんかも作ってみたいなぁ♪(その時はオーブンが必要になりそうですが。)
これからやってくる春休み、子ども達のランチ作り&遊びもかねて、子ども自身でパンを作ってもらったら母も助かるな~なんて企んでいます…。
最後までお読みいただきありがとうございました。