新型コロナウイルス拡大防止の為、子ども達の通う幼稚園と小学校は、3月にはいってから春休み明けまで休園・休校となりました。
自宅近くでも感染者が出ているので、公園に行くのも心配…ということで、なるべく家の中で遊ぶようにしています。
今回は、休園・休校中の自宅での過ごし方や子ども達の様子を紹介したいと思います。
・新型コロナウイルスの影響で休園・休校
2020年2月28日金曜日、小学校からケータイに”休校”の一斉メールが届きました。
前日にあった総理大臣の発表を受け、「3月2日~春休み明けまで、小学校を臨時休校します」という内容のものでした。
総理大臣からの要請は”公立の小中高の休校”ということでしたが、同日次女の通う幼稚園からも休園のお知らせがありました。
この頃はまだコロナウイルスが身近な問題になっていなかった為、幼稚園では卒園を目の前にした休園に、涙する保護者の姿も…。
年長さんの中にも「今日で幼稚園はおわりです」といわれ、びっくりして泣いてしまう子がたくさんいたんだとか。
卒園式は後日、年長児、先生、保護者のみで行われたそうです。
休校になってしばらくしてから、小学校からの一斉メールで以下の様な連絡がきました。
①軽い風邪の症状でも外出をしないように。
②風通しの悪い空間、イベントには行かないように。
そしてこの後自宅近くで感染者が出た為、今まで他人事のように思っていたコロナウイルスが一気に現実のものとして感じられるようになりました。
・室内遊び
テレビ速報で「一斉休校要請」の案内があった翌日、早速近所の100円均一へ行き、室内遊び用のグッズを色々と買い込んできました。
(ちなみに2月末の時点で、近所の100均ではすでに”マスクの入荷は未定”の状況でした…)
お絵かき用の画用紙、スケッチブック、絵の具、粘土(白色と色つき)、折り紙を人数分用意しました。
元気いっぱいの子ども達がどれ位室内遊びに集中してくれるのかなぁと心配していましたが、「今日は絵の具の日」、「今日は粘土の日」、「今日は工作の日」と小分けにして出しているので、半月間はなんとか過ごすことができています。
子ども達が意外とはまったのが、水風船に空気を入れてふくらませ、ダンボールで作ったラケットでするバトミントンです!
小さな風船と小さなラケットなので、狭い室内でもぶつからずに運動することができてオススメですよ。
・お勉強
小学校に通う長女は、休校前日に学校から算数と国語のプリントをもらってきました。
3学期の途中で休校になってしまったので、学校では習っていない単元のものもありました。
ですが長い長い休校期間、すでにプリント類は全てやりきってしまい、残りの期間をどのように過ごそうかな~と考えていたところ、夫が本屋さんでドリル類を購入してきてくれました。
長女が勉強していると幼稚園児の次女まで「ねーねだけずるこい!わたしもお勉強したいの!!」と駄々をこねたので、追加で次女のドリルも用意してもらいました。
長女は計算や漢字のドリル、次女のドリルはひらがなの練習帳です。
これなら長女の勉強中、次女も静かに過ごしてくれるので一石二鳥です◎
また、インターネットで”無料・プリント”と検索すると、無料でダウンロードできる色々な種類のプリント類がでてきます。
算数や国語のプリントの他にも、点つなぎ、迷路、塗り絵など子ども達が楽しみながらできるものもたくさんありました♪
子ども達に選んでもらい、毎日自宅で印刷して使っています。
あと半月、毎日短時間でも机に向かう習慣を忘れず、コツコツとお勉強をしてもらえたら嬉しいです。
・お庭でガーデニング
子ども達ってお砂遊びが大好きですよね。
本当は公園に行って砂場で遊ばせてあげたいところですが、自宅近くでコロナウイルスの感染者が出ていることもあり、今は自粛しています。
そこで砂遊びの代わりに、家の前で土いじり!
ちょうど我が家の家庭菜園では冬野菜をすべて収穫したので、春野菜の種をまくことにしました。
今回は、すぐに成長して収穫ができる”ラディッシュ”と”ミックスレタス”をまくことに。
次女は「これがいい!」とおばあちゃんにもらった”キャンディランタン”という食用ほうずきの種をチョイス。
なんと”マンゴー味のほうずき”ができるんだとか…!
子ども達と一緒に雑草をぬいて、土を耕し、石灰をまいた後、みんなで種をまきました。
新学期が始まるころには収穫できるかな?
・つくし採り
3月中旬、おばあちゃんの家まで、子ども達と”つくし採り”に行きました。
毎年この季節になると、おばあちゃんの畑の裏側にたくさんのつくしがはえてくるのです。
ちなみにおばあちゃんの畑なら、周辺にほとんど民家もなく人通りもない為、外で遊んでいてもコロナウイルスの感染リスクも少ないかなぁと思っています。
この日もたくさんのつくしを発見!
子ども達二人は無言で一生懸命つくしをつんでくれました。
足が痛くて、つくし採りができないおばあちゃんにも、つくしをいっぱいプレゼントすることができましたよ♪
つくし採りの後は、子ども達に茎の部分についているギザギザの部分”はかま”をとってもらいます。
”はかまとり”は地味に時間のかかる作業ですが、今なら時間がたっぷりあるので大丈夫◎
それに子ども達も「自分でとったつくしの為なら」と、もくもくと作業をしてくれました。
はかまをとったつくしはしばらく水につけて胞子をおとし、甘辛く炊いてつくだ煮にしました。
つくしのつくだ煮はご飯の友として大活躍、家族の大好きなメニューなんです。
それに加えて、自分でとったつくしは特別においしいんですよ!
今年も春の味を満喫することができました。
・さいごに
休園・休校中の過ごし方、いかがでしたか?
我が家では、室内遊び、お勉強、食事作りの手伝い、庭での土いじり、人気のないところでのお散歩などをしてなんとか1日を過ごしています。
元気いっぱいの子ども達を外で遊ばせてあげられないのは本当にかわいそうですが、治療薬や予防接種がない今の状況ではあまり外出させたくないと思っています。
日本だけでなく世界中に広がっている新型コロナウイルス。
手洗いうがいをし、免疫をあげて、感染しないように気をつけようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。