コロナウイルスの影響で休校が続く中、4月の中旬頃から小学生の娘の家庭学習が始まりました。
そして普段は会社でデスクワークをしている夫も、4月の末頃から自宅での在宅ワークが始まりました。
私の住んでいる地域では5月末からようやく学校(分散登校)が始まり、夫の在宅ワークも終了、ホッとしているところです。
今回は、休校中の家庭学習と夫の在宅ワークの様子を振り返ってみたいと思います。
・休校中の家庭学習
4月7日の緊急事態宣言をうけて、子ども達の通う小学校と幼稚園は臨時休校になりました。
最初は週に1度の分散登校を行う予定だったようですが、4月の下旬ごろ登校日は中止となり、家庭学習に変更となりました。
具体的には、毎週自宅のポストに課題のプリントが投函され、自分で勉強して添削するというものです。
学校によってはオンライン授業を受けられるところもあるようですね!
当初、家庭学習を始めるにあたって、オンライン学習を検討していた学校側から、”PCやネットワーク設備に関するアンケート調査”が行われました。
ですがその結果、私たちの校区ではオンライン学習が難しいと判断されたようです…。
”オンライン授業が導入されている地域”と”家庭学習の地域”とでは、今後学力に差が出てきそうな気がします。
・小学3年生の家庭学習は?
小学3年生の娘の課題は、国語、算数、理科、社会のプリントが配られました。
4月の段階では、ほとんどが2年生の復習プリントでしたが、5月に入ってからは3年生で習う新しい単元が加わるように!
3年生の算数では、早速割り算が出てきました!
3年生ということで、新しい単元を1人で勉強することが難しい為、私が一緒に勉強することに。
ですが、小さな頃から算数が苦手な私は、教えるのもモチロン苦手!!
先生がプリントを作ってくれてはいるものの、新しい箇所を一から教えるなんて…、足し算引き算ならまだしも、割り算はハードルが高いです。
高学年のお子さんがいるご家庭はもっと大変ですね!
そもそも共働き家庭はどうしているんでしょうね?(学童保育中に教えてもらえるんでしょうか?仕事が終わってから大量の宿題をみるなんて、想像しただけでゾッとしますよね。)
学校開始後、家庭学習で勉強した箇所もちゃんと教えなおしていただけたらいいのですが…そこが一番心配です。
国語は漢字ドリルや音読、教科書を読んで問題に答える形式のプリントが中心です。
社会は地図の見方や地図記号のプリント、理科は昆虫などの身近な生き物を観察するプリントなどがありました。
・「時間割」と実際の様子
毎週投函される家庭学習用のプリントと一緒に、1週間分の「時間割」も入ってきます。
以下は担任の先生が組んでくれた時間割の一部です。
~09:00 朝学習(復習や読書の時間)
09:00~ 算数プリント①
10:00~ 国語プリント①
11:00~ 漢字ドリル
12:00~ 昼食
13:30~ 算数プリント②
14:30~ 笛・なわとびの練習
どうでしょうか?
こんな風に、通常時の学校と同じく、8時半~3時までみーーっちりと学習計画が組まれています。
小学3年生でこの時間割通りに勉強できるお子さんは、一体クラスにどれだけいるのでしょうか?
残念ながら、うちの娘には絶対ムリ…!! (しかも次女の相手をしながらとか、絶対ムリムリ!!!)
午前中の1~2時間を家庭学習の時間にあてるので精一杯という感じです…。
たった1~2時間の学習なのに、それだけでも「なんで家にいるのに、勉強ばっかりしなあかんの!めんどくさい!!」とブツブツと文句を言いながら勉強している有様です。反抗期なんでしょうかね…。
幼稚園に通う次女がいるから、余計に”なんで妹は遊べて、自分は勉強ばっかり…”となっちゃうのかもしれません。
時間割は理想ですが、我が家では無理…と親子ともども早々に諦め、午前中の1~2時間は家庭学習、午後からは自由時間ということにしています。
我が家ではそれが精一杯でした。
子どもの家庭学習を見て(その間に次女が勉強の邪魔をしないように相手をし)、勉強の後は遊びの相手をして、合間に家事をする…母はもうヘトヘトです。
本当に、休校になって学校(そして先生方)のありがたさをしみじみと感じています。
・夫の在宅ワーク
緊急事態宣言の全国拡大を受け、4月の下旬から半月ほど、夫の在宅ワークが始まりました。
夫の仕事の性質上、毎日自宅で仕事をすることが難しく、週に2日間の在宅ワークの日が設定されました。
妹の旦那さんは在宅ワークに加え、週休3日になったそう!うらやましい!
・在宅ワークのメリットとデメリット
夫が在宅ワークをするメリット・デメリットを、妻(母)目線であげてみたいと思います!
【メリット】
①通勤しなくてよい=満員電車に乗らなくても良い
②一緒に食事ができる
③平日でも私1人で出かけることができる
まずメリット①として、在宅ワークは通勤する必要がない為、満員電車に乗らずにすみますよね。
”三密”を代表するような朝の満員電車は感染リスクも高いと思うので、在宅ワークの日はホッとします。
またメリット②として、通勤時間がなくなるので朝昼晩と、家族そろって3食とも食事をとることができるように!
結婚当初から夫は激務続きで、平日は朝食もとらずに出勤、帰るのは深夜…というような生活を送ってきているので、平日に家族皆で食事ができるのはとっても嬉しかったです◎
そしてメリット③ですが、夫が自宅にいるため、平日でもスーパーの買い出しや銀行などに私1人で行けるようになりました!
以前は子ども達をスーパーへ連れて行くのが怖くて、夫が休みの週末に、1人で出かけて1週間分を買いだめしていたのです。
【デメリット】
仕事がはかどらない
在宅ワークのデメリットは「職場に比べると仕事ができない」、これにつきると思います!
大人だけの家庭ならまだしも、小さな子どもが日中家にいる家庭で、職場と同じ仕事量をこなすのは難しいですよね。
我が家でも、普段いないお父さんが家にいるという嬉しさと珍しさから、子ども達が「おとうさん!!!遊ぼー!」としょっちゅう邪魔していました…。
また、子ども達が邪魔するつもりはなくても、子どもの声に慣れていない夫は、子ども達の遊ぶ声やケンカする声がうるさくて、仕事に集中できなかったようです。
書斎なんかがあれば別かもしれませんが、狭い我が家は”リビング在宅ワーク”なのです。
(ちなみに、私は子ども達が遊んでいる間に、この文章をベランダで書いています!)
他にも”会社の資料を自宅へは持ち帰れない”という問題もあるようです。
・さいごに
休校中の家庭学習と夫の在宅ワーク、いかがでしたか?
3月に臨時休校が始まってから、もうすぐ3か月が過ぎようとしています。
この3か月間、家庭学習をする中で、新しい単元を一から家庭で勉強するのはハードルが高いなぁと感じています。
教えるのが上手な家庭とそうではない家庭、それによって我が子の出来が変ってくるのかと思うと、なんだか責任を感じます。
この状況ではオンラインで授業をしてもらうのが一番だと思うのですが…各家庭の設備等の問題があり、子どもの校区では難しいようです!
そんな中、子ども達の小学校と幼稚園では、5月末から分散登校が始まることになりました。
今後の様子は、また別の記事で紹介してみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。