先日、スーパーで少し黄色くなった梅の実が半額で販売されていたので購入しました。
子ども達のリクエストで”梅シロップ”を作ろうとしたのですが、通常梅シロップ作りに使うのは青梅なんです。
黄色の梅で梅シロップを作る場合、瓶に入れて仕込むと傷んでしまうことがあるらしく、 電子レンジで梅シロップを作ってみることに!
瓶で仕込むと通常2~3週間はかかる梅シロップですが、レンジで作るとあっと言う間に完成しました。
今回は、”レンジで作る梅シロップ”について紹介したいと思います。
・レンジで簡単「梅シロップ」
7月の始め、近所のスーパーで安売りの梅を発見!
熟して黄色くなった梅1kgが、通常価格の半額で販売されていました。
子ども達から「梅ジュース、つくってほしい~」とリクエストがあったので購入してみることに。
以前、青梅で梅シロップを作ったことはありましたが、黄色い梅でつくるのは初めて!
調べてみると、黄色い梅で梅シロップを作る場合、瓶に入れて仕込むと発酵しやすかったり傷みやすかったりするんだそう…。
悩んだ結果、小さなビンで200gを仕込み、残った800gは電子レンジで仕込んでみることにしました。
レンジで作ると、その日のうちに梅シロップが完成しちゃうんだそうです!!
瓶で作るとだいたい2~3週間はかかるのですが、”本当にちゃんとできるのかなぁ?”なんて半信半疑で作ってみました。
それでは、次の章にて”レンジで梅シロップ作り”の様子を紹介したいと思います♪
・梅シロップの材料
①梅
②砂糖
材料は2つだけ!
梅は熟した黄色いものを800g弱。
お砂糖は、家にあった茶色の”きび糖”を400g使用しました。
瓶で仕込む時には梅と砂糖は1:1ですが、家には砂糖が400gしかなかったので、梅と砂糖の比率は2:1になっています。(結果、レンジではこの比率でも大丈夫でした◎)
・梅シロップの作り方(レンジ編)
①梅を洗う
まずはボウルに水をはり、梅をきれいに洗います
②ふきんで梅の水気をとり、しばらく乾かす
梅をざるにあげて、ふきんで梅の水気をとり、その後しばらく乾かします。
瓶で仕込む時には、水気が残っているとカビがはえてしまうそう。
(レンジで作る時は関係ないのかな?念のためきれいに乾かしました。)
③竹串でヘタをとる
梅のヘタをとります。
竹串でつつくとポロっとはずれますよ◎
梅のヘタとり、なんだかクセになりそうな気持ち良さです♪
ネットで検索すると、加熱前に冷凍庫に梅を入れるレシピもありましたが、今回は省略しました。
④耐熱容器に梅と砂糖を入れて、ラップをふんわりかける。
耐熱容器に梅と砂糖を入れます。
梅の様子がよく見えるように、耐熱容器はガラス製のものを使いました。
ラップをぴったりかぶせると”シロップが突沸しそうで怖いなぁ”と思い、少し隙間をあけるようにふんわりとかけました。
⑤レンジでチン
どれくらいでシロップが出てくるのか分からなかったので、とりあえず、600Wで2分加熱しました。
すこし砂糖にシミができましたが、まだまだシロップは出てこず…。
その後、梅の様子を見ながら、1分ずつレンジで加熱を繰り返しました。
⑥シロップがでてきたら、他の容器にうつす
しばらく加熱を繰り返すと、シロップが出てきてお砂糖が全てとけました!
梅の実がつぶれないように、やさしくゆすって、砂糖とシロップをまぜます。
その後、出てきたシロップは清潔な保存容器にうつします。
⑤と⑥の手順を繰り返します。
チンしていると、部屋中、梅の甘~い香りが…♡
⑦シロップが出きったらOK
最初はかなり水分が出てくるのですが、何度もチンしてていると、だんだん量が減ってきます。
梅の実からシロップが出きったらOKです。
⑧シロップの粗熱がとれたら冷蔵庫へ
800gの梅と400gのお砂糖をチンすると、これくらいの量のシロップがとれました!(頑張ればもうちょっととれたかも!)
だいたい350mlくらいのシロップ量です。
色が茶色っぽいのは、つかったお砂糖が茶色の”きび糖”だったから?
粗熱がとれたら、冷蔵庫に入れておきました。
・梅シロップで梅ジュース
シロップを保存容器に移し替えていると、甘い香りに誘われて、子ども達が「味見したい~」と集まってきました♪
「味見しよっか♪」と、ドキドキしながら耐熱容器の中に残っていたシロップをスプーンですくってなめてみると…。
「すっぱーーーーーい!!!」
めちゃくちゃ酸っぱくてビックリ!
子ども達の顔は、笑っちゃうほどしわくちゃになっていました。
”やっぱり砂糖の量が少なかったんかなぁ…”と思い、保存容器に移し替えたシロップも味見してみました。
すると、こちらはバッチリ!甘くて美味しい、正真正銘の”梅シロップ”でした!!
耐熱容器に残っているシロップは、さいごのさいごに抽出された、砂糖と混ざっていないところだったのですね。
失敗したかと思った…良かったです◎
ということで、レンジで梅シロップ、1時間もかからない位で完成しちゃいました!
味の方も、レンジでチンして作ったとは思えない出来栄えです!
多分、普通の人なら言われないと気付かないレベルだと思います。
夫に「この梅シロップ、レンジで作ってんで~。」と言うと、ものすごくびっくりしていました♪
大人は炭酸で、子ども達は水で割っていただきました、
・残った梅は「梅ジャム」に
シロップが出きった後の梅の実は、種を取り出して”梅ジャム”にしました。
出がらしの梅の実をかじってみたところかなりすっぱかったので、砂糖もたっぷり加えました。
ジャムといっても、梅の実をつぶし、耐熱容器にいれたまま砂糖を加えてチンするだけ。
様子を見ながら何度か加熱し、水分がとんでトロトロになれば完成です。
大分砂糖を加えましたが、それでも梅の酸味がちゃんと残っていましたよ。
酸味のあるジャムなので、トーストにぬるよりも、ヨーグルトやアイスのトッピンングにする方があってるかなと思います。
我が家では、バニラアイスクリームに梅ジャムをのっけて食べるのが流行っています♪
冷え冷えのアイスクリームに甘酸っぱい梅ジャムがとってもマッチして、暑い夏のおやつにピッタリですよ~◎
・瓶で仕込む「梅シロップ」
レンジで梅シロップを作った同日、瓶でも梅シロップを作ってみました。
こちらはアルコールで消毒した清潔なビンに、梅の実と氷砂糖を交互に入れただけ。
瓶で仕込む場合、梅と氷砂糖は1:1と同量にしました。
梅の実が熟しているからか、翌日にはかなりシロップが出てきていました!
1週間がたちましたが、今のところ発酵もしておらず、カビもはえていません。
あと2週間ほどで飲めるようになるのかな?
家族みんな、この梅シロップが気になる様で、毎日誰かしらがビンをゆすってシロップをまぜてくれています♪
完成したら、レンジで作ったものと飲み比べをしてみたいと思います♡
・さいごに
”レンジで作る梅シロップ”、いかがでしたか?
瓶で仕込むよりも手間がかかりますが、作ったその日に飲めるのがいいですよね!
味も全く違和感なく、ちゃんと美味しい”梅シロップ”でしたよ◎
爽やかな香りと、甘酸っぱい味わいが、これからの季節にピッタリの飲み物です。
子ども達も毎日「梅ジュース入れて~」と、おねだりしてくるんですよ♪
来年以降も、黄色い梅が手に入った時は、またレンジで作ってみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。