先日、美容室で読んでいたおでかけ雑誌で「春のアフタヌーンティー特集」の記事を見かけました。
素敵な3段トレイに盛り付けられたケーキやゼリー、焼き菓子、サンドイッチなどなど!
久しぶりにホテルのアフタヌーンティーに行きたいなぁと思ったのですが、コロナ禍で都会にでかけるのは自粛中の我が家…。
自宅で“手づくりアフタヌーンティー”を試してみることにしました。
今回は、”おうちでアフタヌーンティー”について紹介したいと思います。
・アフタヌーンティーって?
アフタヌーンティーは、イギリスではじまった習慣で、もともとは“お客様と午後に紅茶と軽食を楽しむ”社交の場だったそうです。
現在のイギリスでは、普段はアフタヌーンティーよりカジュアルなクリームティー(スコーンと紅茶のセット)を楽しむことが多いようです。
日本では、アフタヌーンティーというとラグジュアリーホテルのロビーラウンジなどで提供されていることが多い印象です。
私たちはホテルのアフタヌーンティーというと、豪華な3段トレイをイメージしますよね!
一般的に、下の皿にはサンドイッチ、中の皿には温かいお料理、上の皿にはスイーツが載っており、3段トレイとは別にスコーンとジャム&クロテッドクリームが置かれています。
ホテルなどでいただく場合、3段トレイの下のお皿(サンドイッチ類)から上(スイーツ)にむかって食べ進めるのがマナーとなっているようです。(別添えのスコーンは、スイーツの前に!)
・用意は簡単に、市販品を利用して!
“おうちでアフタヌーンティー”をしようと決めてメニューを書き出してみました。
- サンドイッチ
- イチゴのカップケーキ
- クラッカー(イチゴと生ハム)
- イチゴゼリー
- イチゴヨーグルト
- 焼き菓子
メニューを決めたものの、自分で作ろうと思うとなかなかハードルが高いですよね!
私の場合、サンドイッチ、スコーン、スイーツと全て手作りで揃えようと思うと、それだけで1日が終わってしまいそうです…。
というわけで、簡単に市販品を利用することにしました♪
子ども達が学校へ行っている間に、1人近所のスーパーへ。
サンドイッチ、クラッカー、カップケーキ、ゼリー、季節のフルーツにイチゴ、そして普段なら買わないような生ハムまで買ってしまいました♡
スコーンはスーパーには売ってなかったので、家にあるいただき物のフィナンシェ&マドレーヌで代用することに。
・「おうちアフタヌーンティー」のメニュー
スーパーで買ってきた材料をカットしたり、トッピングしたりして、それぞれ用意してみました!
市販のサンドイッチは一口サイズにカットしておきました。
今回は、卵サンドとハムレタスサンドが入ったミックスサンドイッチを購入しましたが、“正式なアフタヌーンティー”のサンドイッチの具はキュウリだけなんだそう!
クラッカーは2種類。
丸いクラッカーの上に生ハムとクリームチーズをのせたもの、イチゴとホイップクリームをのせたものを用意しました。
このホイップクリームも、泡立て済みの生クリームがしぼり袋に入っている商品を使いました!
カップケーキの上にはホイップクリームをしぼっておめかし♡
食べる前にイチゴをのせようと思います。
こちらはイチゴと桃のゼリーです。
市販の桃ゼリーに、カットしたイチゴと家で育てているミントをのせてみました。
ミントをのせると、それだけでお上品なゼリーに変身です。
イチゴのヨーグルト。
プレーンヨーグルトにイチゴの手作りジャムをのせました。
イチゴのジャムは、耐熱容器にイチゴと砂糖を入れて電子レンジでチンしただけ!
とっても簡単な即席手作りジャムです♪
・テーブルセッティング
今回は春のアフタヌーンティーらしく、ピンクのバラがプリントされたペーパーナプキンをお皿にのせてみました。
これだけで一気に華やかなテーブルに。
3段トレイは昔々にIKEAで購入したガラス製のものを出してきました。
使うのが久しぶりすぎて(10年ぶりかもしれません!)、トレイをうまく組み立てられず…。3段トレイのはずが2段トレイになってしまいました。
仕方がないので3段目にはペーパーナプキンをひき、焼き菓子をのせるお皿として使用しました。
お部屋の壁には、ひな祭りの時にデコレーションしていたピンクの紙花がそのままついていたので、ちょうど良かったです!
・“おうちアフタヌーンティー”、いただきます♪
こちらが我が家の“おうちアフタヌーンティー”です!
テーブルセッティングもお料理も思った以上にかわいくなりました♡
学校から帰ってきた子ども達は大興奮です♪
2人とも「パーティーみたいやん~~!」と、とっても喜んでくれました!
平日の3時ということでメンバーは私と娘2人、今回は女子会ですね♪
私の飲み物は“ここぞ!”と言う時にしか出てこない、シンガポールの高級紅茶TWGを淹れました。
ティーバッグですが、とっても香りがいいのです◎
子ども達にはホットミルクを用意しました。
こちらはカプチーノの泡を作る時のホイップクリーマーを使って泡立てました。
これだけで、いつも飲んでいるホットミルクが特別な飲み物みたいにみえますよね!
子ども達も口のまわりにミルクの泡をつけながら嬉しそうに飲んでいました♪
イギリスでは子ども用の飲み物を“ベビチーノ”といい、カフェなどでは無料で“ベビチーノ”(ホットミルクやホットチョコレート)を出してくれるところも多いそうです。
3人でいただくと、あんなに用意していたサンドイッチもスイーツもあっという間になくなってしまいました!
ちなみに、今回の一番人気メニューは、意外にも「生ハムとクリームチーズのクラッカー」でした!
生ハムとクリームチーズのクラッカー、子ども達に全部食べられてしまったので、私の分は追加で作り直し…!(これもおうちアフタヌーンティーだからできることですよね♪)
女子3人でワイワイ言いながら食べたアフタヌーンティー、とっても楽しかったです。
ホテルと違って、家なら子ども達が大きな声でしゃべっていても笑ってもへっちゃらです!
小さなお子さんがいる家庭では、こっちの方が気楽かもしれませんね。
今回は春が旬のイチゴを使ったアフタヌーンティーでしたが、夏にはブルーベリーやメロン、秋にはブドウや栗などそれぞれの季節のフルーツを取り入れられると思います。
食べたそばから、子ども達と「季節ごとにアフタヌーンティーやろう!」と話がまとまりました♡
・さいごに
我が家の“おうちアフタヌーンティー”、いかがでしたか?
“おうちアフタヌーンティー”はとっても見栄えがいいので、お誕生日やクリスマスなど特別な日にもぴったりです。
時間がたっぷりある春休みの“特別おやつ”として、お子さんと一緒にアフタヌーンティーの用意をしても楽しいと思います!
市販品をうまく使えばとっても簡単に用意することができるので、お時間がある時に是非一度お試しください♪
あ、でもやっぱり、コロナが落ち着いたらホテルでアフタヌーンティーを楽しみたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。