7月ごろから、急に耳の上部分がかぶれてガサガサになり、中旬頃にはじくじくするようになってしまいました。皮膚科に行ったところ、マスクとメガネと汗によって耳がかぶれたんだろうということでした。
コロナ禍で1日中マスクを着用するようになったので、マスクによる皮膚炎が増えているんだそうです。
今回は、「マスクとメガネと汗による耳の皮膚炎の様子」をレポートしたいと思います。
・耳の皮膚炎
7月上旬、ふと“耳の付け根部分がかゆいなぁ”と感じたのが、耳の皮膚炎のはじまりでした。
耳の上あたりという場所柄自分では確認できなかったので、夫に見てもらうと耳の付け根が赤くかぶれているとのことでした!
もともと皮膚がかぶれやすく、大人になってからも夏場になると首や背中に“あせも”ができることもあるのですが、耳の上がかぶれるのは今回が初めての事でした。
TVや雑誌で「マスクかぶれ」の症状を目にしたことはあったのですが、普段からメガネとマスクを着用していて今までは特にかぶれることがなかったので、原因はよく分かりませんでした。
ちょうど暑くなってきた時期だったので「耳の上が汗で蒸れているのかなぁ?」と思い、美容院でセミロングからショートにカットしてもらいました。
耳まわりの髪の毛をばっさり切ってもらったのですが、残念ながら特に症状が改善することはありませんでした。
7月中旬頃になると痒みに加えて、耳の上がじくじくするように。
患部から黄色い汁がにじみ出てくるようになってしまったのです。
更に、耳の付け根部分だけだったはずの症状が、気付けば耳本体や耳まわりの頭皮にまで広がっていました。
最初は少し痒いなぁ~位の程度だったのですが、この半月の間にいつの間にか掻きむしりたくなるほど強い痒みになっていたのです。
・ドラッグストアで専用の薬を購入
近所のドラッグストアに行くと、“耳まわりの肌トラブル専用のぬり薬”が売られていたので早速購入してみることに!
白いクリーム状の塗り薬で、朝と夜に1回ずつ患部に塗り込みました。
数日ほどたつと、じくじくした症状が少し改善したように思いましたが、それでも痒み自体はなくならず…。
1回塗り忘れる、すぐにじくじくが復活してしまいました。
1週間ほど薬を塗っていたのですが完治しなかった為、皮膚科へ行くことにしました。
・皮膚科を受診
子供たちが学校へ行っている間に急いで皮膚科へ。
先生に見ていただくと、「マスクとメガネと汗による耳の皮膚炎かなぁ。」とのことでした。
「マスクの紐とメガネの柄(え)による摩擦で皮膚が弱っているところに、汗がたまってしまい耳の上がかぶれているのかもしれない」、というお話でした。
私だけじゃなく、コロナ禍でマスクをつける機会が増えたことから“マスクかぶれ”で来院される方がとても増えているそうです。
本当は皮膚炎の原因となっているマスクやメガネをはずして生活できれば一番いいのですが。
そうは言っても、このご時世、マスクをせずに生活するのは難しいですよね。
私はコンタクトが苦手なので、メガネなしの生活も難しそうです。
皮膚科では“リンデロン軟膏”というステロイドの塗り薬が処方されました。
「患部がじくじくしているから、抗生物質入りのステロイドを出しておくね~。」ということでリンデロンが処方されたそうです。
ちなみに、以前夫がブヨという虫にさされて皮膚が化膿してしまった時にも、同じリンデロン軟膏が処方されました。
皮膚科を受診してから1週間後、じくじくはなくなったものの、まだまだ強い痒みが残っている状態でした。
皮膚科の先生から「1週間たっても良くならなかったら、また来てください」と言われていた為、週末の間に治らなかったらまた病院に行かないといけないなぁ~と憂鬱な気分に…。
そんな時、毎日使っているメガネの柄が折れてしまったのです。
・メガネを買い替えたら、症状が劇的に改善!
週末、急にメガネの柄が折れてしまったので、メガネを新調することに。
近所のJINS(チェーンのメガネ店)へ行って、新しいメガネを購入しました。
メガネのフレームを選んで視力検査を行うと、1時間もしないうちに新しいメガネが出来上がりました!
とっても早いですよね~!!
上が新しいメガネ、下が以前のメガネです。
以前使っていたメガネの柄はシリコン(ゴム?)のような柔らかい素材で作られていたので、今回は柄が折れにくいようにプラスチック製の硬いフレームを選びました。
そして、新しいメガネを着用して半日ほどたった頃、「そういえば、今日は耳の上が痒くないかも!」と気づきました…。
・その後の皮膚炎の様子
新しいメガネを着用して半日後、耳の付け根をさわってみると、じくじくもしていないし、痒みもほとんど感じないのです!
1ヶ月間なかなか治らなかった耳のかぶれが、メガネを新しくしてたった半日で、ほとんど治まってしまったのです。
マスクとメガネは変わらずに着用しているのに症状が治まったということは、以前使っていたメガネのフレーム素材が私の皮膚に合わなかった、ということなのかもしれません!
通常時は大丈夫な素材でも、皮膚科の先生がおっしゃったようにマスクの紐とメガネで耳の付け根が弱っていたところに、汗が加わったことで炎症をおこしてしまったんじゃないかと思います。
メガネを購入後半月ほどたちますが、耳のじくじくは全くなくなり、痒みもほとんどなくなってしまいました。
皮膚炎の原因(=メガネのフレーム)が取り除かれたので、症状が出なくなったのだと思います。
症状がなくなったので、現在は薬も全く塗っていない状態です。
痒みがない状態は、本当に本当にとても快適!!
痒みがなくなって、耳の皮膚炎がすごくストレスになっていたことに気が付きました。
・さいごに
「マスクとメガネと汗による耳の皮膚炎の様子」、いかがでしたか?
私の場合、皮膚科のお薬でも完治しなかった耳の皮膚炎が、メガネを変えたことでほとんど治ってしまいました。
きっとメガネフレームの素材が私に合っていなかったのでしょう。
自分では原因に全く気付いていなかったので、とてもびっくりしました!
私のこの記事が、耳の皮膚炎で悩んでいる方の参考になれば幸いです。(※皮膚炎の原因は他にも色々あるでしょうし、こういう可能性もあるんだなぁという感じで読んでいただけたら嬉しいです。)
最後までお読みいただきありがとうございました。