9月25日は「主婦休みの日」なんだそう!皆さんはご存知でしたか?
2009年、サンケイリビング新聞社が“主婦の元気はニッポンの元気!”のスローガンをかかげ、「主婦休みの日」を提唱しました。
今回は“主婦休みの日”について紹介したいと思います。
・「主婦休みの日」って何?
9月25日は「主婦休みの日」、皆さんはご存知でしょうか?
2009年、サンケイリビング新聞社が“主婦の元気はニッポンの元気!”のスローガンをかかげて記念日を申請し、日本記念日協会に認定されたんだそうです。
家事は365日休みのない仕事。きらいじゃなくても、一息つきたい時や、ありがとうの一言が欲しくなるときもあります。「主婦休みの日」は、つい忘れがちな、家庭を心地よく保つ「家事」をする人の価値を思い出し、感謝を伝えるキッカケになる日があったらいいね、と、サンケイリビング新聞社が日本記念日協会に登録しました。(サンケイリビング新聞社より引用)
とっても素敵な記念日ですよね!
ところが残念なことに、「主婦休みの日」はまだまだ日本中に認知されているとは言い難いようです。
実際私も最近まで知らなかったですし、夫に「9月25日は主婦休みの日だって!」と伝えると、「またまた~、自分に都合のいいことばっかり言って~。」と、信じてもらえず。
最初は私が冗談を言っていると思ったようです…。
幼稚園のママ友さん達に聞いてみるも、私のまわりには「主婦休みの日」を知っている人はいませんでした。
TVやネット、スーパーや百貨店の広告など、もっと大々的にアピールしてもらいたいところですね!
・「主婦休みの日」の目的は?
「主婦休みの日」には、全部で3つの目的があるそうです。
- 家事という仕事を夫婦(家族)で一緒に考える
- 夫や子どもが家事にチャレンジする
- 主婦が元気になって、ニッポンも元気になれる
サンケイリビング新聞社によると、「家族の家事に対する協力度は何パーセント?」を答えるアンケートでは“10%”と答えた主婦が最も多かったそうです。(28.1%)
約3割の主婦が、家事の90%を自分でしている(と思っている)のですね。
私の夫や子ども達は、そもそも私(主婦)が日中何をしているかもよく分かっていないのかもしれません。(掃除・洗濯・ごはん作りの他にも、こまごまとした“名もなき家事”がたくさんありますよね。)
「主婦休みの日」をきっかけに、「主婦が1日どんな家事をしているのか?」を一度家族で共有してみるといいですね。
「お母さん、実は皆の為に色々と家の事してくれているのね!」と言ってもらえると、それだけで報われそうな気がします♪
そして、この日がきっかけとなって、夫と子どもが家事に興味を持ってくれたら万々歳ですよね◎
・「主婦休みの日」は年に3回
なんと、「主婦休みの日」は1年に3回あるのです。
- 1月25日
- 5月25日
- 9月25日
なぜこの3日が「主婦休みの日」に設定されているのか…、主婦ならその理由が分かる方も多いのではないでしょうか?
1月25日はお正月の後、5月25日はゴールデンウィークの後、9月25日は夏休みとシルバーウィークの後と、全て長期休暇の後なんです!
独身時代はどれも大好きな長期休暇だったはずなのに、結婚後主婦になってからは“家族がずーっと家にいるので家事が増える(=主婦は忙しい)”、という残念な期間になってしまいました。
そんな長期休暇のあと、“主婦をねぎらうために”と作られたのが「主婦休みの日」なんですね♪
・主婦を休むために必要なことは…?
ただ、「主婦休みの日」とは言っても、実際に主婦が1日中家の事を何もしないって案外難しいですよね。
掃除・洗濯・ごはんの用意などの家事に加え、育児、介護などを担っている主婦の方も多いのではないでしょうか?
つまり、主婦が1日休むためには、主婦の仕事を代わりにしてくれる人が必要になるのです。
これがかなりネックなんですよね!
我が家の場合、夫が普段する家事といえば「週末のゴミ出し1回」のみ。(そもそも、ゴミ出しが家事といえるかも微妙なところですが…)
夫は母親が専業主婦という家庭で育ったこともあり、結婚するまで家事はほとんどしたことがなかったのです。
そして私も専業主婦ということで、結婚後も基本家事は私がしています。
その上、夫は仕事が忙しく、平日は子育ても私一人でしている状態です。
そんな夫に1日分の家事と育児をしてもらうなんて…、色々とハードルが高すぎて全く想像ができません…。
だからと言って、“主婦が家事を外注する”ことも私は気が引けてしまい、実行できずにいます。
若い世代ではそんなこともなくなってきているのかもしれませんが、我が家のような家庭もまだまだ多いのではないでしょうか。
「主婦休みの日」が広まりにくい背景には、こんな理由もあるような気がします。
・我が家の「主婦休みの日」レポート
2021年9月25日(土)、朝食時に「今日は主婦休みの日やから、お母さんはお休みさせてもらいます!」と宣言しました♪
夫は「主婦休みの日って…?また自分に都合のいいこと言って~。」と全く信じてくれなかったので、スマホで事実を確認してもらいました…。(ひどい)
子ども達は「何したらいいの~?」と興味津々。
朝食後、長女には週末に持ち帰った学校の上靴を自分で洗ってもらうことに。
タワシとウタマロ石鹸でゴシゴシとこすってもらいました!
「上靴の裏の黒い汚れが全然とれへん~!」とブツブツ言いながら洗っていたので、「せやろ~、お母さん毎回大変やねんで~!冬は手も冷たくなるしさ!!!!!」とすかさずツッコミました。
思えば、私が小学生の頃は6年間ずっと自分で上靴を洗っていたので、長女にも自分で洗ってもらえばいいことに今更ながら気付きました◎
その後、夫と子ども達はバトミントンをしに公園へ。
子ども達が家にいるとゆっくりしていられないので、お外へ連れ出してもらいました。
いつもなら「みんなが出かけている間に掃除機かけよう!」となるところですが、今日はソファに寝ころんでTVタイムです。
ご飯は3食作らないわけにはいきませんが、掃除なら1日お休みしても許されるかな?
ゴロゴロしながら見た映画「かもめ食堂」、とっても癒されました~!
お昼ごはんは、夫と長女ペアに作ってもらいました。
最初、夫がわざわざスーパーへ買い出しに行こうとしていたので、「冷蔵庫の中にあるもので作ってね~」と声をかけました…。
時間はすでに12時前。初心者2人組、買い物するのも作るのも時間がかかりそうだったので、お腹をすかせた次女がヤイヤイ言いそうだなぁと思ったのです。
その後、レシピ検索サイト・クックパッドで検索をしながら、冷蔵庫の残り物を使って“ソーセージとニラのチャーハン”とモロヘイヤのお味噌汁を作ってくれました。
ポイントは、家庭菜園で育てた採れたてのニラとニンニクだそうです。
人に作ってもらうご飯は、とってもとっても美味しかったです!
ゴロゴロしていてもご飯が出てくるだなんて、最高です!!!!!
私がいつも作るチャーハンにはニラを入れたことがなかったので、それも新鮮でした◎
私と次女が「おいし~おいし~」と食べていたので、夫も長女もすごく嬉しそうでした。
2人で「今度はカレー作ろう!」と盛り上がっていたので、これを機会に、たまにはご飯を作ってくれるようになったら母はスゴく嬉しいです♪
食後は夫がコンビニで買ってきてくれたハーゲンダッツのアイスを、子ども達に隠れて別室でこっそりいただきました♡
さすがに初日から全てお任せするのは大変そうだと思ったので、今回は半日の「主婦休みの日」でした。
今後家族が家事することに慣れてきたら、その時は1日お休みをいただきたいと思います!
以上が我が家の「主婦休みの日」でした。
・さいごに
“主婦休みの日”いかがでしたか?
年中無休(そして無給)の主婦業、1年に3回くらいお休みの日があってもバチはあたらないですよね!
今まで、家族も自分も「家事はお母さんがするもの」という固定観念があったのですが、それを見直す良い機会になったと感じました。
上靴洗い、ゴミ出し、子どもとのバトミントン、チャーハン作り、一つ一つは大した作業量ではありませんが、主婦1人で全部やろうとするから大変なんですよね。
家族みんながそれぞれ自分でできることを自分でしてくれたら、それだけで主婦はとっても助かるのです!
そして「いつも家事してくれてありがとう」の一言があれば、それだけで日ごろの苦労もふっとぶんですよね♪
もっと世間に「主婦休みの日」が認知され、日本中の主婦の皆さんが気兼ねなくリフレッシュできるようになればいいなぁと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。