10月末、近所の農家さんで落花生の収穫を体験しました!
この季節、さつまいも掘り体験はよく聞きますが、「落花生掘り」は初めての体験です。
収穫した落花生は自宅で塩ゆでにしていただきました。
初めて食べた“塩ゆでピーナッツ”は、ホクホクしていてとっても美味しかったです!
今回は、落花生の収穫体験について紹介したいと思います。
・落花生の収穫体験
2021年10月末、近所の農家さんで落花生の収穫を体験させていただきました。
普段、何気なく食べている落花生(ピーナッツ)。
皆さんは落花生が生えているところを見たことがありますか?
私は今回初めて、畑に植わっている落花生を見ましたよ!
落花生はマメ科の植物だそうで、丸い葉っぱがとってもかわいらしかったです。
そして、落花生は芋のように、土の中に実ができるんだそうです。
恥ずかしながら、私はこの年まで落花生が土の中にできることも知りませんでした…。
・落花生の成長と収穫時期
落花生は5月~6月に種をまくそうです。
1週間~10日ほどで芽が出て、夏ごろには黄色の花が咲くとのこと。
ネットで検索してみると、同じマメ科の“スイートピー”のような形をしたかわいい黄色の花でした。
落花生は花が咲き終わると、花から根っこのようなもの(子房柄)が出てきて地面につきささるそう!
そして、地面の中につきささった子房柄の先に落花生の実がなるそうです。
すごく独特な成長の仕方ですよね。
“花が落ちて実がなる”ということで“落花生”という名前がついたのですね♪
落花生の実は9月~11月に収穫できるようになるそうです。
・収穫体験に必要なもの
落花生の収穫体験に必要な物はコチラです。
- スコップ
- くまで
- 軍手
- 長靴
- 汚れてもいい服
落花生の収穫体験に絶対に必要なもの、それはスコップとくまでです。
落花生の実は土の中にできるので、スコップやくまでで土を掘る必要があるのです。
そして、落花生を引き抜くときや土を掘る時に足元や洋服が汚れてしまうので、長靴をはき、汚れても良い服装を着用しましょう。
今回の落花生掘りでは、前日に雨が降っていたため、足元が泥だらけになってしまいました!
泥除けに来ていたレインコートも下の方はドロドロに…。
てろてろした素材のレインコートだったのですぐに泥が落ちましたが、服に付いた泥は取れにくいので気をつけてくださいね。
手を保護したい方は軍手を持参しましょう。
・落花生掘りレポート!
当日、農家のおじさんが落花生掘り用の農機具を貸してくださいました。
この農機具を落花生の根本に差し込んで持ち上げると、テコの原理で簡単に株を掘り起こすことができるそう。
まずは夫が農機具で落花生を軽く持ち上げた後、子ども達が葉っぱを持って引き抜いてくれました♪
土の中から現れた根っこと共に、落花生が鈴なり!
家族全員から「わぁー!すごーい!!」と歓声があがりました!!
掘り起こした株についている落花生は、子房柄から引きちぎって持ち帰り用のビニール袋へ。
落花生の株を引き抜いた後は、土の中に埋まっている落花生をスコップとくまでで掘り返します。
土の中に隠れている落花生を探すのは、“宝探し”のようでワクワクしました◎
けっこう深いところからも落花生が出てきたので、見落とし注意です。
私たちは1人1株購入したので、スーパーの大袋が落花生の実で満タンになりました。
・落花生の茹で方
農家のおじさんいわく、生の落花生は傷みやすいから“2日以内”には食べた方がいいとのこと!
乾燥して炒ったものはどこでも手に入るから、収穫したては茹でて食べるのがオススメだそうです。
「落花生は殻が硬いから、枝豆を茹でる時よりも塩をいっぱい入れて茹でや~」とアドバイスをいただきました。
たっぷりの熱湯に塩をドボっと入れて、キレイに洗った落花生を30分ほど茹でました。
20分程で1度味見をしたのですが、まだほんの少し硬かったです。
そして実食!
採れたてを塩ゆでした落花生は、いつも食べている乾燥させたものとは全くの別物でした。
茹でたての落花生はとってもホクホク~!
湯気からは筍のようなやさしい香りがしましたよ。
家族全員「おいしーおいしー」と手が止まらず、大量に食べてしまいました。
茹でたての落花生がこんなに美味しかったなんて…。
生の落花生は日持ちしないから、産地意外ではなかなか流通しにくいのでしょうね。(千葉県の人が羨ましいです!)
茹でたては落花生の殻がめちゃくちゃ熱くなるので、お子さんはやけどをしないように注意してくださいね。
・落花生ご飯
せっかくなのでもう一品、生の落花生を使って「落花生ご飯」を作りました。
作り方はとっても簡単!
- 生の落花生の実を殻からとりだす。
- 炊飯器に米、落花生の実、塩(適量)を入れて炊飯する。
手順はこれだけです。
炊きたての落花生ご飯のおいしいこと!
調味料は塩だけなのに、お米に落花生の味と香りがしっかりとうつっていました。
作り方も味付けもシンプルですが、その分落花生の味を感じられるご飯になりました!
・さいごに
落花生の収穫体験レポート、いかがでしたか?
初めての落花生掘り体験でしたが、大人も子どももとても楽しむことができました。
なにより、採れたての落花生のおいしさには家族全員びっくりでした!
こんなに美味しいのなら、また来年も収穫体験したいね~と皆で話しています。
落花生は成長過程が特殊なので、家で育ててみるのも面白そうです。
あまりメジャーな収穫体験ではありませんが、近くに体験施設がある方は是非収穫してみてくださいね♪
最後までお読みいただきありがとうございました。