先日、朝起きると小学生の長女の体中に蕁麻疹ができていました!
急いで皮膚科に行ったものの、原因は特定できず。
アレルギーを抑える飲み薬と、かゆみ止めの塗り薬をもらって対処しました。
今回は、子どもの蕁麻疹とその経過について紹介したいと思います。
・子どもの上半身に蕁麻疹が!
2021年12月、朝6時前くらいに小学生の娘から「お母さん、お腹と背中がすごくかゆい~!」と起こされました。
娘のパジャマめくってみると、上半身が前も後ろも真っ赤になっていました!
ぼこぼこと盛り上がった虫刺され状の蕁麻疹が、お腹にも背中にも広がっていたのです。
お腹側は正常な皮膚の部分も多かったのですが、背中側は一面真っ赤になっていてびっくり!!
寝ている間に掻きむしってしまったのか、背中にはひっかき傷のような掻きあともたくさん見られました。
未就園児の頃、手足にポツポツと蕁麻疹が出たことは何度かありましたが、こんなに広範囲の発疹は初めてのこと。
手足、顏、頭には蕁麻疹が出ていませんでしたが、今まで見た蕁麻疹とはレベルが違いすぎてこわくなってしまいました。
ネットで検索すると、蕁麻疹がひどい場合には呼吸困難になることもあるという情報も出ていたので、どんどん不安に…。
この日は小学校をお休みして、朝一番に皮膚科で診察してもらうことに!
蕁麻疹は時間がたつと消えてしまうことが多いので、念のため、症状が出ている状態をスマホで撮影しておきました。
・皮膚科へ
小学校へお休みの連絡を入れ、娘と皮膚科へ向かいました。
幸いにも、この日は待ち時間もほとんどなく診察してもらうことができました。
蕁麻疹が出た時の状況を先生に話しながら、上半身を診ていただきました。
起床後、あんなにブツブツ&真っ赤になっていた蕁麻疹ですが、2~3時間後の診察時には上の画像の様に赤みがひいていました。
すごく症状がひどかったことを伝え、先生に、スマホで撮影した蕁麻疹の画像を見てもらいました。(念のため撮影しておいて良かったです!)
診察時に質問されたことは以下の通りです。
- 「蕁麻疹はいつから出ましたか?」
- 「蕁麻疹が出た部分はどこですか?」
- 「眠れない位かゆかったかな?」
- 「前日、何か普段とは違ったものを食べたかな?」
- 「下着はヒートテックとか、化繊のものを身につけていないかな?」
- 「体調は悪くない?」
- 「学校でいやなこととか、ストレスになるようなことはあった?」
私も事前に自宅で娘に聞きとりをしていたのですが、今回は先生の質問に思い当たるところは全くありませんでした。
・蕁麻疹の原因
娘から一通り状況を聞いた先生でしたが、「蕁麻疹って、原因がわからないことが多いんです。」とおっしゃっていました。
実際、食べるものもいつもと同じものを食べていましたし、肌着やパジャマは普段から全て綿100%のものを身に着けています。
風邪をひいているわけでもなかったですし、蕁麻疹が出た理由も特に思い当たりませんでした。
ストレスに関しても、「去年より、今年の方が学校楽しいでー!」と言っていたので問題ないかと思っています。
一般的に蕁麻疹は、食べ物、薬、虫さされ、感染症、洋服のスレなど肌への刺激、寒かったり暑かったりしたときの刺激、体調不良やストレスなどで出ることがあるそうです。
蕁麻疹の原因は分からないものの、「1週間分の飲み薬と痒み止めをだすので、それでしばらく様子を見てみましょう。」ということになりました。
・蕁麻疹の薬
今回娘が処方されたお薬は、「ジルテックドライシロップ」という粉末の飲み薬と「レスタミンコーワクリーム」という塗り薬です。
薬剤師さんのお話によると、ジルテックドライシロップは“抗ヒスタミン薬”といって、アレルギー症状を抑えてくれるお薬なんだそう。
1日2回(朝・夕)に飲むように指示がありました。
ちなみに、ジルテックドライシロップは白色の粉薬で、娘は「最初は甘い味がするけど、後から変な味になるねん~。」と嫌そうな顔をしていました。
レスタミンコーワクリームは“痒みを抑える塗り薬”なんだそうです。
蕁麻疹が出た時にはステロイド剤は効かないので、痒み止めを塗って症状を緩和してくださいとのことでした。
レスタミンコーワクリームは痒みを抑えるためのもので、“蕁麻疹を治療するための塗り薬”ではないんだそうです!
・蕁麻疹再び…。薬が効かない!?
蕁麻疹が出た当日、朝晩と2回お薬を飲んだので安心していたのですが、夜寝る前になると、上半身に再びポツポツと蕁麻疹が出ていました。
「お薬は今日始めたばかりだからしょうがないのかな…?」と、痒み止めの塗り薬を患部にぬって、この日は就寝。
翌朝、蕁麻疹はすっかり消えて一安心していたのですが、夜、お風呂に入ろうと服を脱ぐと上半身の広範囲に蕁麻疹が出ていました。
蕁麻疹の範囲が昨日より広がっていたので、「2日間お薬を飲んでいるのに、お薬が効いていないのかな…?」と心配になり、翌日皮膚科を受診することにしました。
・再び皮膚科へ!
初診から2日後、再び皮膚科を受診しました。
先生に「薬を飲んでいるのですが、夜になると蕁麻疹が出るんです。」と症状を伝えました。
すると、「蕁麻疹って、なかなか症状がおさまらないこともよくあるんですよ。お薬がまだうまく効いていないのかもしれないから、1週間分しっかり飲み切りましょう。お薬を飲みきったら、また来院してください。」とのことでした。
また、蕁麻疹は体が温まった時に出やすいそうで、入浴後や食事後などに症状が出ることが多いそうです。
なるべく肌に刺激を与えないよう、長時間の入浴は避け、体を洗う時もゴシゴシしないでね~とのことでした。
結局、お薬を飲み始めてから3日間蕁麻疹の症状がでましたが、4日目からは夜になっても蕁麻疹が出なくなりました!
・その後
初診から1週間後、お薬を飲み切ったので再び皮膚科へ。
4日目からは蕁麻疹がでていないことを伝えると、「薬をすぐにやめてしまうと症状がぶり返すことがあるから、1日2回から1日1回に薬の量を減らしましょう。」ということに。
薬を減らしても症状がでなければ大丈夫だろうとのことでした。
幸い、薬の量を減らしてからも蕁麻疹はでていません!
薬を飲みきるまで、もうすこし様子を見ておきたいと思います。
・さいごに
以上、子どもの蕁麻疹と経過レポートでした!
コロナ禍で感染症対策がしっかりとられているからか、この2年、体調を崩すことがほとんどなくなった子ども達。
久しぶりの通院と蕁麻疹にドキドキ、ヒヤヒヤの1週間でした。
自分のことなら「ただの蕁麻疹」で済むことが、子どものことになると「変な病気だったらどうしよう…!」と悪いふうにばかり考えてしまうクセがあり、この1週間、本当に心配で心配でたまりませんでした。
ただ、ポジティブに考えれば、これが病院の閉まっている年末年始じゃなくて良かったです!
この記事が、どなたかの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。