先日、幼稚園児の娘が新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者になりました。
幼稚園のクラスは学級閉鎖に、対象の園児たちはコロナの抗原検査を受けました。
娘の検査結果は陰性で、本人も症状はでていませんが、10日間経過観察をすることとなりました。
今回は、“子どもが濃厚接触者になったらどうなるのか?”時系列にそって紹介したいと思います。
・幼稚園でコロナの感染者が出る
先日、娘の通う幼稚園でコロナの感染者が出ました。
当日の朝、娘を幼稚園に送り届けてコーヒーを飲みながらホッと一息ついていると、幼稚園から「クラスで新型コロナウイルスの陽性者が出ました。お迎えをお願いします。」と連絡がありました。
状況が全く分からないまま、その日は自宅待機をすることに。
オミクロン株の大流行は、毎日ニュースや新聞でも報道されていましたが、いざ我が身にふりかかると「まさか…!」とびっくりしてしまいました。
そして夜、再び幼稚園から“娘が濃厚接触者になりました”と連絡があり、翌日に抗原検査を受けることとなりました。
ちなみに、誰がコロナに感染したのかは一切分かりません。
・抗原検査って?
コロナウイルスに感染していないか調べる検査といえば「PCR検査」がメジャーですよね。
ただ、娘が受けるのは「抗原検査」とのこと。
「PCR検査」と「抗原検査」、一体どう違うのかなと思い、厚生労働省のHP「新型コロナウイルス感染症に関する検査について」を確認してみました。
「PCR検査」と「抗原検査」は調べる対象が違うそう。
- PCR検査…ウイルスを特徴づける遺伝子配列を調べる
- 抗原検査…ウイルスを特徴づけるたんぱく質(抗原)を調べる
また、精度はPCR検査>抗原検査となるようです。
- PCR検査…抗原定性検査より少ない量のウイルスを検出できる
- 抗原検査…検出には、一定以上のウイルス量が必要
検査結果が出る時間は抗原検査の方が早いそうです。
- PCR検査…数時間
- 抗原検査…約30分
・ドライブスルー方式で「抗原検査」を受ける
検査日当日、病院を受診するのではなく、ドライブスルー方式で抗原検査をすることになりました。
(写真撮影はできないので、私のつたない画力で現場を描いてみました…)
娘が検査を受けた場所は臨時の検査場で、検査できるのは予約者のみ、場所も公表されていないようでした。
私たちの場合は、幼稚園から「○○へ行って検査を受けてください」と連絡をもらっただけで、特に検査の予約をしたりすることはありませんでした。
検査日当日、自家用車で検査場へ行き、濃厚接触者の氏名を伝えました。
健康保険証、乳幼児医療受給証の確認後、車内で問診票を記入し、それを窓越しに係の方へ見せるようにと指示がありました。
係の方は、娘の問診票をタブレットで撮影していたので、紙を直接受け渡しすることはありませんでした。
なるべく濃厚接触者が“外部と接触しないような方法”がとられているんだなぁと感心しました!
そして問診票を記入後、娘の座席横の窓をあけ、抗原検査をしていただきました。
インフルエンザ検査の様に、柄の長い綿棒で鼻の穴をくるくるっとこするだけ、10秒ほどで完了しました。
検査前は「コロナの検査するのこわい~。やりたくない~!」と、べそをかいていた娘でしたが、検査自体は全く痛くなかったそうです◎
検査員さん曰く、「子どもさんは、大人の検査の様に奥の方まで綿棒をいれないので、痛くないよ~!」とのことでした。
検査員さんは全身ブルーの防護服を着用し、頭には帽子、顔にはマスクとフェイスシールド、手にはゴム手袋をはめ、その上から肘まである長いビニール手袋をはめる、という厳重な装備でした。
ビニール手袋は検査が1件終わるごとにゴミ箱へ、そしてゴム手袋の上から手指の消毒をし、新しいビニール手袋をはめておられました。
こういうお仕事はコロナ感染のリスクが高く、とっても大変なお仕事だなぁと…改めて感じました。
医療関係者の皆さんには本当に感謝です!
・検査の結果は…!?
厚生労働省のHPによると、抗原検査の結果は30分ほどで出るそうですが、この日は検査が混みあっていたようで、少し時間がかかるかもしれませんと案内がありました。
2時間程たったころ、ケータイに連絡が…!
ドキドキしながら検査結果を聞いたところ、陰性でした!!
本当に本当に、良かったです…。
娘本人に風邪の症状はなかったものの、無症状の感染者もいると聞いていたので本当にホッとしました。
・10日間の経過観察
娘の検査結果は陰性でしたが、幼稚園から“コロナ感染者との最終接触日の翌日から10日間の経過観察が必要”と連絡があり、1週間ほどお休みすることになりました。
基本的に娘は外出することはできず、健康観察を行うようです。
今のところ元気いっぱいの娘ですが、しばらくは体調の変化に気をつけて見ておこうと思っています!
※2022年1月末現在、岸田首相が濃厚接触者の自粛期間を“10日間から7日間へ短縮する”と表明したそうです。
・濃厚接触者の家族はどうなる?
娘が濃厚接触者と判断されてから検査結果が出るまで、夫は仕事を休み、小学生の長女は登校できない為オンライン学習を選択することに。
長女にとっては初めてのオンライン学習で、授業前はソワソワドキドキしていましたが、無事授業を受けられたようです。
親の私も画面にうつりこまないようにしながら、こっそり授業を見せてもらいました♪
久しぶりに学校の様子を見聞きすることができ、とっても嬉しかったです!
コロナの流行が始まってから授業参観がなくなってしまったので、授業を見るのは2年ぶりのこと。
子ども達が、楽しそうに授業を受けている様子を垣間見られてホッとしました。
私はというと、家族全員で引きこもり生活ができるように、検査前にスーパーで4日分ほど食材を買い込みました。
食材+防災用の非常食(缶詰やレトルト食品)があれば、1週間ほどは外出せずに乗り切れるかなぁと◎
幸いにも検査結果が陰性となった為、検査日翌日から夫は仕事へ、長女も小学校へ通えるようになりました!
もうすぐ10日間の経過観察も終わるので、このまま症状が出ないことを祈るばかりです。
・さいごに
“子どもが濃厚接触者になったらどうなる?”、我が家の場合を紹介してみました。
ニュースでは聞いていたオミクロン株の大流行ですが、まさか我が家のこんな近くにま先日、幼稚園児の娘が新型コロナ感染者の濃厚接触者になりました。クラスは学級閉鎖、対象の園児たちは検査を受けました。娘の検査結果は陰性で無症状でしたが、10日間経過観察に。もしもコロナの濃厚接触者になったら…時系列にそって紹介したいと思います。#生活で…と最初は信じられない気持ちでした。
幸い娘は陰性でしたが、遊びたいさかりの幼稚園児が、元気なのにも関わらず外に行くことができない状況…これはこれでツライものです。
早くコロナが落ち着いて、子ども達が今まで通り楽しく学校に通えるようになってほしいものですね!
我が家の状況が、どなたかの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。