先日、幼稚園児の娘がコロナ感染者の濃厚接触者になりました。
幸い娘の検査結果は陰性で、10日間の経過観察を無事に終えました。
しかし、もし娘が感染していたら…、何の用意もしていない状況では対応するのが大変だったと思います。
今回は“自分や家族がコロナに感染したら…?”をきっかけに調べた、療養生活や今から準備できることについて紹介したいと思います。
・我が家は、なんの備えもしていませんでした!
先月、娘が通う幼稚園のクラスでコロナ感染者が出てしまいました。
そして娘は濃厚接触者に。
検査の結果、娘は感染していないと分かったのですが、もし感染していたら…?
我が家は“家族がコロナに感染した時の対策”を全く準備していなかったのです!
「コロナになったらどうしよう~。」と思うことはあっても、そのあとのことを具体的に考えたことはありませんでした。
ニュースでは連日オミクロン株の感染者数が報道されていますが、娘が濃厚接触者になるまでどこか他人事のように考えていたのでした。
幸い娘は陰性でしたが、現在も小学校や幼稚園からは、毎週のように「○○クラスでコロナの感染者が確認されました。」と学級閉鎖の連絡が入るような状況です。
この状況では“いずれ自分達家族も感染するかもしれない…”、とようやく危機感を感じ始めたのです。
娘の濃厚接触者認定をきっかけに、“自分や家族がコロナに感染したら…”を想像し、療養生活や今から準備できることについて調べてみることにしました。
・療養先は病院?宿泊施設?自宅?
コロナに感染した場合、療養先は病院、ホテルなどの宿泊施設、自宅のいずれかになるそうです。
私も家族も、年齢的なことや基礎疾患がないことからも、病院ではなく宿泊施設か自宅で療養する可能性が高いのではないかと思います。
けれど、もしも幼い我が子が感染した場合、症状が軽症ならば自宅療養を選ぶのではないかなぁとも思っています…。
・療養の持ち物リスト
病院や宿泊施設が療養先になった場合、手ぶらで出かけるわけではなく、自宅から持参する物が必要だそうです。
いくつかの自治体のホームページを確認すると、大体以下のような「宿泊施設の療養持ち物リスト」が掲載されていました。
【必ず必要なもの】
- 保険証
- 体温計
- 衣類(パジャマ、下着、靴下、防寒着など)
- タオル
- 服用中の薬(療養期間日数分)、おくすり手帳
このほかにも療養中は外出することができない為、生活に必要なもの(洗面具、洗剤、スリッパ、使い慣れた日用品等)、嗜好品(お菓子、コーヒー等)、娯楽品(PC,タブレット、本、ゲーム等)、現金を用意しておくようにと案内がありました。
お住まいの地域のコロナ宿泊施設リストを確認すると、必要な持ち物、ホテル備品等がリストになっていると思います。
コロナに感染すると外出できなくなるので、一度地域の療養宿泊施設の「持ち物リスト」に目を通しておき、足りないものは事前に購入しておくと安心だと思います!
・療養の期間
厚生労働省のホームページで、コロナ感染時の療養期間を調べてみました。
【症状がある場合】発症日=症状が出現した日から、10日以上かつ症状軽快後72時間経過後(または症状軽快後24時間以上空けて 2回PCR等の検査を行い、陰性だった場合)に療養解除。
【症状がない場合】検体採取日から7日経過後に療養解除。
【無症状者が途中症状が出た場合】 当初無症状の人であっても、途中で症状が出現してしまったら、発症から10日間は感染性があるとされているため、発症日が起算日となる。療養解除については、保健所の指導に従う。
(※厚生労働省のHPより引用)
症状の具合にもよりますが、療養期間は10日前後となるようです。
また、“この規定は2022年2月現在のものであり、今後変更になることもある”と文言が添えられていました。
・療養中の生活は?
東京の宿泊施設で療養を行う場合、1日の流れは以下のようになるそうです。(※東京都福祉保健局のHPより)
- 朝、検温と血中酸素飽和度の測定
- 朝食
- 看護師による健康チェック
- 昼食
- 夕方、検温と血中酸素飽和度の測定
- 夕食
1日に2回の検温&血中酸素飽和度の測定、看護師による健康チェック、3度の食事の他は、部屋内で自由に過ごして良いそうです◎
気になる食事内容ですが、東京都福祉保健局のHPを見る限り、日替わり弁当の内容はとても充実しており、おかずが5~6品も入っているようなお弁当でした!
揚げ物中心の脂っぽいお弁当を想像していましたが、意外にも野菜のおかずがたっぷりはいった健康的なメニューでした♪(食事内容は地域によって差がありそうですが…)
自宅で療養をする場合、1日2回の健康観察を行い、1日1回保険所から健康チェックの電話がはいるそうです。
また、感染者本人は外出禁止、自宅内でも個室を用意するように推奨されています。
・元気なうちに!食料と日用品を備える
もしも家族が感染者になった場合、同居の家族は濃厚接触者となる為、健康観察期間中は不要不急の外出はできなくなります。
食料品などの買い物は可能とのことでしたが、できることなら外出するのはなるべく控えたいところです。
そして、万が一家族全員が感染した場合、自宅療養の可能性が少しでもあるのなら最低限の食料と日用品は備えておきたいですよね。
私も利用可能なネットスーパーの確認や、自宅にある備蓄食料などの確認をおこないました!
念のため、数日分のパウチのおかゆ、冷凍うどん、レトルト食品、缶詰、粉末のスポーツ飲料、ゼリー、ティッシュ、トイレットペーパー、アルコール消毒液などを新たに買い足ししました。
また、両親や同じ幼稚園に通う仲の良いママ友さんには「もしコロナに感染したら、お買い物を頼むかも!」と普段から話しています。
・市のサービスを確認する
私の住んでいる地域では、コロナ感染後に自宅療養を選択すると、ペットボトル飲料とレトルト食品のセットが自宅に届けられるそうです。
自治体により受けられるサービスの種類は色々だと思うので、健康なうちに一度内容を確認しておくことをオススメします!
・さいごに
今回は“自分や家族がコロナに感染したら…?”をきっかけに、療養生活について、今から準備できることを調べてみました。
私は実際に娘が濃厚接触者になってはじめて、自分が何の知識もないし、用意もしていないことに気づきました!
病院や宿泊施設で療養する場合には持ち物が必要で、自宅で療養する場合には個室や、食料と日用品の備蓄が必要だということが分かりました。
自分や家族が健康な間に、コロナに感染した時にどうなるのかシュミレーションしておくと、万が一の事態に備えやすくなると思います。
自治体によって受けられるサービスは違うので、まずは自分の住む地域のホームページを確認しておきましょう。
まだまだ落ち着く様子の無いオミクロン株の大流行ですが、皆さまも体調に気を付けてお過ごしください!
最後までお読みいただきありがとうございました。