1月の下旬になり、いよいよ恐れていたインフルエンザが身近で猛威をふるい始めました。
うちの子たちは感染していないものの、近所の小学校や園では学級閉鎖も出てきています。
私と主人も含め、子供たちもインフルエンザになったことがありません。だからこそ余計に恐怖があるんです…。
予防や対策は増えてきているものの疑問も多いですよね。結局は『生活の基礎』をしっかり整えておくことが一番な気がします。それでもなったら仕方ない!
…ということで食生活を見直していきます。我が家は断然『肉食』なので、魚が食卓に並ぶことが少ないんです。そのせいか子供たちも苦手意識があるようで、なかなか口にしてくれません。
週に1回は献立に魚を入れていますが、もう少し増やしたところ…。だからこそ子供たちにも魚を美味しく食べてほしいです。
そこで今回は旬のぶりを息子と一緒に調理して、楽しく美味しく魚料理を食べられるようにしていきます。
七十二候 1/25~1/29頃 水沢腹堅
今回の候は水沢腹堅(さわみずこおりつめる)です。
大寒は一年でももっとも寒いころ。沢の水も氷になります。各地で一年での最低気温を記録することも増える時期です。0℃を下回る地域も多くみられます。
暦の上では寒さが厳しい時期ですが、実際には寒さは和らいでいるような気もします。痛いような寒さを感じるのも朝だけで、日中は過ごしやすいですよね。
私が住んでいるのは神奈川県ですが、ここ3日の最高気温は10℃ほど。最低気温は1℃です。
1℃も寒いですが、氷点下になるほどではないです。
ちなみに日も伸びたな~と感じませんか?17時には真っ暗だったのが、最近はまだ明るさが残っています。やっぱり明るい時間が長いのは、得した気分?というか安心します。
買い物から始めよう
うちの息子が通っている園では、クッキング(調理実習)があります。この授業の一環として前日は各班に分かれて材料の買い出しに行くんです。
食育の先生いわく、『買うことで興味を持つ』とのこと。確かにそうですよね。
見知らぬ食べ物をドーンと出すよりも、スーパーで何者かを把握させておくだけで安心します。
さらには『自分が選んだ』という自信が、料理や食事にもプラスの影響を与えるんですよね。
今回はぶり!スーパーに行くと、寒ぶりがありました。しかも30%の値引きシールが貼ってあるではないですか!
二切れ350円くらいのものを買いました。
ぶりの竜田揚げをつくる
ぶりというと、照り焼きばかり作ってしまうのは私だけでしょうか。
魚の照り焼きはご飯にも合うのですが、子供にはそこまで人気ありません。そこでパクパク食べられるように『竜田揚げ』を作ることにしました。
材料
- ぶり 今回は二切
- 醤油 大1
- 酒 大1
- みりん 小1
- にんにくチューブ 1㎝
- しょうがチューブ 1㎝
- 片栗粉
- 油
ぶり意外は家にあるものでできてしまいます。子供が食べるものなので、にんにくやしょうがは調整してください。大人は仕上げ用にレモンがあると美味しいです。
作り方
- ぶりを小さく切る※このとき骨を見逃さずに取る
- ボウルにぶりと調味料を投入して冷蔵庫へ※数分待つ
- 余分な水分を取り片栗粉をつける
- 熱した油に投入して中温で揚げる
これだけです。今回は②③の行程を息子にやってもらいました。料理好きな息子は楽しそうに混ぜていました。
④の揚げるのは、今回は少量の油で揚げ焼きにしました。なぜなら油の処理が面倒だから…です。固めて捨てる手間を考えると、つい揚げ焼きにしてしまいます。なので数センチで火が通るように、時間をかけています。
娘は1歳半なので、まだ生魚は怖い時期です。なので生の部分がないように火を完全に通すことをいつも気をつけています。
ぶりをモリモリ食べました
完成したぶりの竜田揚げは家族に大好評です。二切れでしたが、問題なし。食べるときも骨の確認をして、少しほぐして食べてもらいました。
唐揚げ好きの子供なら、間違いなく好きなやつですよね。息子も娘もぶりを完食してくれました。
寒ぶりってどんな魚?
そういえば…今回お店で購入したのは『寒ぶり』でした。これは、ぶりとは違うものなのでしょうか。
調べてみると、ぶりは1年中口にできるものです。そして寒ぶりは、富山県沖で獲れるもっとも脂がのっている旬のぶりのこというようです。
時期は12月~2月なので、まさに今が旬だといえます。
脂ののった寒ぶりを揚げてしまうのは…ちょっともったいないようにも感じますが、子供たちが旬の食材をたくさん食べてくれたので良しとしましょう。(笑)
今の時期旬の魚
他にも今が旬の魚は多数あります。
- あんこう
- はまち
- きんめだい
- こはだ
- さわら
- たら
- ひらめ
- ふぐ
年中見られる魚ですが、やはり旬のときに食べる魚は別格ですよね。せっかくだったら、その時々の旬の魚を子供にも食べさせてあげたいな~と思います。
次回の候は?
1/30~鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)です。
大寒の末候になりました。
春もすぐそこ!寒さもあと少し!
次回も楽しい季節の出来事を紹介していきたいと思います。