3月3日が近づくとお雛様を並べる時間は、いつもワクワクしますよね。
毎年くる桃の節句の中でも、特別な意味を持つのが初節句です。
女の子の初節句は一生に一度ということで、お祝いを贈ることも多いでしょう。
女の子の初節句のお祝いに関しては金額相場や贈る時期、贈り方などわからないこともたくさんありますよね。
今回は女の子の初節句に贈るお祝いについて、詳しくご紹介していきます。
女の子の初節句のお祝いを贈るのは誰？
女の子の初節句のお祝いに、雛人形を購入するのは主に母方の祖父母となっています。
実は最近だと、母方のみに限らず両家で折半するなどより負担がないようにしている家も多いのです。
我が家でも初節句は両家で折半し、みんなで買いに行きました。
一方で少子高齢化ということから孫の数が昔に比べてかなり少なくなっていることもあり、雛人形に奮発する祖父母も多そうですね。
女の子の初節句のお祝いの金額相場
女の子の初節句にぜひ購入したいお祝いですが、やはり雛人形が定番ですよね。
雛人形といえば五人囃子などまである大きめなものを想像する人もいますが、現代では住環境の変化などからコンパクトなものが流行しています。
お雛様とお内裏様のペアのみのタイプが人気で、その分金額も安めに設定されているのが特徴です。
私も実際に雛人形売り場に足を運んでみたのですが、とにかく値段がピンキリ！
数万円で購入できるものから、中には数十万円するものも…。
購入する雛人形の金額に関しては、購入する実家に相談しながら決めていきましょう。
もし初節句のお祝いとして10万円いただいた場合には、数万円の雛人形を購入して残りは衣装やおもちゃなどを購入すると良いですね。
女の子の初節句には何を贈る？
初めての桃の節句に合わせて雛人形を購入する人は多いですが、雛人形以外にはどんなものを贈れば良いのでしょうか。
初節句は誕生日によって迎える赤ちゃんの月齢は様々なので、一概に「コレ！」というような品物は断定できません。
3ヶ月くらいならラトルや歯固め、6ヶ月を過ぎていたら積み木など月齢に合わせた贈り物なら喜ばれます。
意外と人気が高いのが、初節句のお祝いの日に着る袴ロンパースです。
いつもと同じ服装でももちろん良いですが、特別な日に着る一枚があったらより記念になりますね。
初節句のお祝いで両家の祖父母から雛人形をプレゼントされた場合には、パパママからおもちゃや洋服をプレゼントすると良いでしょう。
現金でお祝いをいただいた場合には、雛人形を購入した残りで購入してしまってかまいません。
女の子の初節句のお祝いはいつ贈る？
雛人形を中心とした女の子の初節句のお祝いを考えてはいるものの、いつ頃贈れば良いのか迷っている人も多いですよね。
雛人形は一年のうちに一度しか飾る時期が訪れないので、贈り物をする時期は間違わないように注意しましょう。
雛人形を贈る際には1月下旬までに準備して、2月半ばに飾れるようにしておくと良いです。
お正月が過ぎるとデパートなどの特設会場では、雛人形売り場が姿を表します。
私は雛人形なんてみんな同じでしょ？と以前は思っていたのですが…。
よく見てみると、お雛様の顔立ちや髪型、着物の具合などみんな個性豊かなんです！
気に入ったものをすぐ手に入れるためにも、早めに行動しておいて損はないと思います。
雛人形は桃の節句の1週間前までに飾るのが適しているので、余裕をもって贈るようにしたいですね。
女の子の初節句のお祝いの贈り方
女の子の初節句にお祝いをする場合、どのような贈り方をすれば良いのでしょうか。
現金で贈る場合は水引の種類、品物で贈る場合はのし紙の掛け方や表書きなども気になるところです。
贈り方をしっかり把握して、初節句のお祝いを満足できるものにしていきましょう。
のし
女の子の赤ちゃんが初節句を迎えたら、お祝い事なので贈り物にはのし紙を掛けてくださいね。
初節句のお祝いのために用意した贈り物だとすぐにわかってもらうためには、包装紙の上からのしを掛けてもらう「外のし」にすると良いでしょう。
水引
お祝いをする際に、ご祝儀袋などで選び方を迷ってしまうのが水引。
初節句は子どもの成長を祝う行事のひとつなので、先々何度もお祝いをしたいことですよね。
何度も繰り返しお祝いしたいことに使う水引は、紅白で蝶結びのものを使用します。
蝶結びは何度も結び直せるということから、繰り返しお祝いしたいことに使われるのが特徴です。
表書き
女の子でも男の子でも、初節句にはのしの表書きとして「初節句御祝」と書くのが基本です。
水引の上部に字のバランスに気をつけながら書き、下部にはお祝いを贈った人の氏名を書きます。
お祝いのお返しにあたる内祝いの場合は赤ちゃんの名前を書くので、間違えないようにしましょう。
まとめ
女の子の初節句に贈るお祝いについて金額相場や時期、贈り方などを詳しくご紹介してきました。
基本的に雛人形やお祝い金は母方の祖父母が贈りますが、現在は両家で折半するケースがほとんどです。
1月下旬までには初節句のお祝いを贈るようにして、桃の節句に合わせて2月半ばには雛人形を飾れるようにしましょう。
雛人形は数万円から数十万円と値段の幅が広いので、無理のない程度に購入すると良いですね。
女の子の初節句のお祝いには「初節句御祝」の表書きで紅白蝶結びの水引をかけて、外のしで贈ります。
女の子として産まれて初めての桃の節句、赤ちゃんとともに楽しくお祝いできるように準備しておきましょう。
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