2、3歳はいろんな言葉を覚えて、より意思疎通ができるようになる時期ですね。
言葉が達者になる分、イヤイヤ期に悩むお母さんも多いのではないでしょうか？
イヤイヤ期で尖った気持ちを丸くするために、ホッと一息つける絵本の読み聞かせをしていきたいものです。
2、3歳の興味をひく絵本の選び方を意識して、子供に絵本の楽しさを教えてあげたいですね。
もう一つ気になるのが、赤ちゃんの時に読んでいた本との違いです。
今回は2、3歳に絵本を贈りたい人に向けて、子供の興味をひく本の選び方や赤ちゃんの時との違いについて詳しくご紹介していきます。
2、3歳にお勧めの絵本とは？
1歳ではまず絵本に慣れることからスタートしましたが、2歳や3歳にもなると物語の流れがわかるようになってきます。 物語の内容が理解できると、絵本の面白さを親子で共有するなど楽しみが増えますよね。
我が子もたどたどしいながら、好きだった場面などを教えてくれていました。 今まで「なんとなく楽しめるもの」だった絵本が「何かを感じさせてくれるもの」へと変化していくんですね。
2、3歳にお勧めなのは、登場人物同士のやり取りがあるものや子供が登場人物になりきれるようなものが挙げられます。 登場人物の立場になって物事を考えられる力、先の展開が気になる！といったドキドキ感を得られる絵本がお勧めです。
娘は登場人物と会話ができるような絵本を読み聞かせてから、すっかり絵本が大好きになってしまいました。 1歳代ではただビリビリにするだけだったのに、5歳の現在では毎晩寝る前に3冊ほど読んでいます。
図書館で次にどんな絵本を借りようか、いつもワクワクしていますよ！ 2、3歳に読んだ影響で、絵本が好きになれると良いですよね。
2、3歳の興味を引く絵本の選び方
1歳でも絵本に興味を持てなかったのに、2、3歳のイヤイヤ期にマトモに読み聞かせなんてできるわけない！と諦めモードのお母さんも多いのではないでしょうか？ 子供はつまらなさそうだなぁと思ってしまうとなかなか興味を持ちませんが、気になる存在になると深く追求したがります。
2、3歳の心をうまくキャッチしてくれる絵本の選び方をして、本当に読んで欲しい本を贈りたいですよね。 具体的にどんな点を意識しながら2、3歳に贈る絵本を選べば良いのか、詳しくみていきましょう。
色合い
1歳から引き続き、絵本の色合いは2、3歳でも重要です。 ひとつ異なるのは1歳の時のように、鮮やかな原色系の色合いでなくても良いという点でしょう。
ボンヤリした色調の絵でも、3歳前後では印象に残ると興味を示します。 娘も3歳になる少し前、特にカラフルでもない色合いの絵本を手に取って「これが良い！」と選んでいました。
ストーリー
2歳を過ぎるとストーリーの流れがなんとなく理解できるようになるので、わかりやすい物語であれば興味を持ってくれます。 親子で笑い合いながら絵本を読めるようになるので、子供が面白そうだと持ってきてくれた本は一緒に楽しみながら読みましょう。
わかりやすい王道の絵本から、想像力をかき立てられるようなものも良いですね。 私も絵本を通して、子供に少しでも「考えること」を伝えられるのが理想です。
好きなもの
絵本の選び方として子供が好きなものを最優先に選ぶのが、最も興味を持ってもらいやすいでしょう。 食べ物が好きであればフルーツ、乗り物が好きなら車や電車などジャンルごとに選ぶのもお勧めです。
1歳代にあまり読まなかった場合は、2、3歳でもシンプルな絵本を選んで問題ありません。 子供が好きなものに関する絵本が、一番興味を持ってくれるのです。
2、3歳の絵本は赤ちゃんとの何が違う？
2、3歳で選んだ絵本というのは、1歳代に読み聞かせをしていたものとジャンルが違うなと感じませんか？ 子供が成長するにしたがって、絵本もどんどん内容を変える必要があるのです。
2、3歳にもなると、いつまでも赤ちゃんの絵本では満足できません。 赤ちゃん用絵本と2、3歳向け絵本の具体的な違いについて、詳しくみていきましょう。
登場人物の心情
赤ちゃんに向けた絵本では主に登場人物の行動のみで、心情に関するものはあまりありません。 たとえば「赤ちゃんが笑った、いないいないばあした」などですね。
一方で2歳、3歳向けの絵本では登場人物がどのように思ったかなどの心情が描かれています。 最初はわからなかった子供も、4歳に近づくごとにだんだんと「泣いてるね、今悲しいのかな？」などと感想が言えるようになってきますよ。
ストーリー
赤ちゃん用絵本では単純だったストーリーも、少しずつ複雑になってきます。 複雑とは言っても最初は「赤ちゃんが泣いた」だけだった内容が「赤ちゃんが泣いたのでお母さんがミルクをあげて泣き止ませた」程度に膨むくらいです。
物語に流れができるので、盛り上がってより楽しい雰囲気で読み聞かせができますね。 私も楽しい場面では笑顔で、悲しい場面では泣きそうになりながら読んでいます。
まとめ
2、3歳に絵本を贈りたい人に向けて、子供の興味をひく本の選び方や赤ちゃんの時との違いについて詳しくご紹介してきました。
2、3歳になったら、登場人物の行動や心情がわかる絵本を贈るのがお勧めです。 赤ちゃんの時と違って、少しずつ登場人物の気持ちに興味を持ち出すでしょう。
色合いやストーリー、子供の好きなものなどが合わさった絵本を選ぶと喜ばれます。 子供が絵本を大好きになってくれるように、楽しい内容で笑顔あふれる時間を過ごしましょう。
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