1月には日本の伝統的な行事がたくさんありますよね。
我が家でも、初詣、新年のお茶会、七草粥、とんど焼き、日本の伝承遊びなど、親子で伝統行事を体験することができました。
今回は、”子どもと楽しむ1月の行事”を紹介したいと思います。
・初詣
初詣といえば、お正月にお参りするのが一般的なのかもしれませんが、我が家は毎年1月2週目の週末にお参りしています。
なぜなら、子どもをつれて混雑している神社に行きたくないから!
小さな子ども達をつれて混雑しているところへ行くのも億劫ですし、病院が閉まっているお正月に、人混みでインフルエンザなどの病気をもらったら困るしなぁ…という思いもあったりします。
ちなみに私の住んでいる関西地方では、1月15日までお正月飾りを飾っておく習慣があるので、この期間までなら初詣をしてOKかな~と思っています。
ということで、今年は1月12日(日)に初詣に行きました。
写真のとおり、この時期なら神社は閑散としていて、とっても静かです♪
子ども達には「神社の真ん中は神様の通り道だから、端っこを歩いてね」と伝えていたので、ちゃんと端に寄って歩いてくれました。
肝心のお参りですが、小学生の長女は「今年もたのしい年になりますように」とお祈りしたそうです。
4歳の次女は、お参りよりもお賽銭にもらった5円玉が気になってしょうがない様子。
「このお金、わたしがもらったらあかんの?」と何度も何度も聞いてきました…。
来年はちゃんとお祈りできるようになっているかな?
・新年のお茶会
1月の2週目、次女の通う幼稚園で「新年のお茶会」が行われました。
毎年この時期になると”新しい年をお祝いする”お茶会があり、保護者も参加することができるんです♪
普段なかなかお抹茶を飲む機会なんてないので、長女が通っていた頃から毎年とっても楽しみにしていました。
園の和室にはちゃんと赤い毛氈が敷かれ、お茶の先生が1人1人にお茶を点ててくださいます。
最初にお茶菓子をいただいてから、抹茶をいただきました。
最初は”抹茶というと、苦くて残す園児が多いんじゃないかなぁ”と心配していましたが、実際には飲めない子どもはほんの少しなんだそうです!
次女も、「甘いお菓子も一緒に食べたから大丈夫やった~」と報告してくれました。
子どもでも飲みやすいように、少し薄目にしてくださっているのかもしれませんね。
・七草粥
1月7日には、家族そろって「七草粥」を食べました。
年によっては水菜や大根の葉っぱで済ませることもありますが、今年はスーパーで「七草粥セット」を購入しました♪
恥ずかしながらパッと見てわかったのは、”セリ、スズナ(カブ)、スズシロ(大根)”くらい…。
せっかくなので葉っぱと名前を一致させたいと思い、子ども達と一緒に「野菜図鑑」を見ながら七草を種類別に並べてみました!
写真の上段の一番右端から時計回りに、セリ、ホトケノザ(コオニタビラコ)、ナズナ(ぺんぺん草)、ゴギョウ、スズシロ、スズナ、ハコベラです。
七草の中でもハコベラ(上段の右から2つ目)は華奢なシルエットで、小さなつぼみなんかもたくさんついていて、かなり”雑草感”が強かったです!!
ナズナはぺんぺん草ですが、葉っぱだけだとそこまで違和感はなかったです。
うちの子ども達は白いお粥が大の苦手…、ということで、毎年中華ペースト(ウェイパー)を加えて中華粥にしています。
これならお粥嫌いの子ども達もパクパク食べてくれるんです♪
長女いわく、「このお粥ならお鍋2杯くらい食べれる~」そうです!
・とんど焼き
皆さんは、お正月飾りをどのように処分されていますか?
今すんでいる地域では、”とんど焼き”といって、神社でお正月に飾っていた門松やしめ縄を焼く行事があるのです。
この行事は地域によって呼び方が異なり、”左義長(さぎちょう)”や”どんど焼き”とも呼ばれているそうです。
夫の実家では、神社ではなく近所の田んぼでとんど焼きをするそうです。
1月15日、自宅近くの神社でとんど焼きがあったので、登園途中の次女と一緒にしめ縄をもっていきました!
しめ縄をゴミとして出すのは気がひけるので、とんど焼きに出せて良かったです♪
むかしむかし、私が小学生の頃には、地元の小学校の運動場でとんど焼きが行われていました。
長い竹を組んで、円錐形の大きな櫓を作り、その中でお正月飾りを焼くのですが、その時一緒にお正月に書いた”書初め”も焼いていました。
この書初めの燃えかすが風で舞い上がると、”お習字が上達する”と言われていたんですよ!
そして最後にとんど焼きの火で先生方がお餅も焼いてくれていて、皆で食べた思い出があります。
ちなみに、今年の地域のとんど焼きでは、しめ縄と一緒にサツマイモを焼いて”焼き芋”をしましたよ♪
・伝承遊び
次女が通っている幼稚園では、1月になると、先生や地域のおじいちゃんおばあちゃん達が日本の伝統的な遊びを教えてくださいます。
コマ、けん玉、凧揚げ、お手玉など、現代の生活ではあまり触れることのないオモチャですよね。
家ではなかなか教えてあげられないので、幼稚園で教えてもらえてありがたいなぁと思っています!
写真は、何度も練習をして、ようやくまわせるようになったコマ遊びの様子です♪
お友達の中には、逆さにまわす”キノコまわし”ができる子もいるんだそう!
私も何度もチャレンジしてみましたが、親子共に一度も成功できず…。
進級するまでにはできるようになるといいね!
・さいごに
”子どもと楽しむ1月の行事”いかがでしたか?
こうして見ると、1月は1年の中でも特に伝統行事が多い月なのがよく分かりますね!
子どもと一緒に体験することで、子ども達に”行事の由来や意味”を正しく伝えようと、改めて行事について調べ直すことも多く、親である私自身も学ぶ良い機会になりました。
これからも、生活していく中で、子どもと一緒に日本の行事を楽しんでいきたいと思います♪
最後までお読みいただきありがとうございました。