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七十二候って何のこと?意味や読み方を知ろう!

女性と桜、蕗、筍のイラスト
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created:2018.12.14 /
updated:2022.07.16

七十二候、聞いたことがありますか?俳句を嗜んでいる方などはご存知の方も多いことでしょう。
ただ現代ですとあまり知らないという方の方が多いのではないでしょうか。

七十二候は日本の季節を区分したもので、知っておけば移ろいゆく日本の季節をより身近に感じられるかもしれません。
今回はそんな七十二候についてご紹介いたします。

七十二候の意味とは?

皆さんは七十二候について聞いたことがありますか?七十二候は季節を細かく72の区分に分けたものです。

もともとは紀元前7百7十年頃の中国が発祥とされており、日本へは奈良時代に伝わったとされています。
江戸時代には日本の土地や気候に合うように改良され、その改良版を現代でも使用しています。

これだけ聞くと「春夏秋冬をただ細かく分けたもの」なんて思われるかもしれませんが、七十二候は日本の季節を詳しく知るためにとても役立つものです。
知っていれば毎日の生活にメリハリを付け、心を豊かにしてくれるかもしれません。

七十二候の読み方や意味をご紹介します!

元となる二十四節気について知ったところで、七十二候についてご紹介をしましょう。

七十二候は大まかに季節を72に区分したものとご説明をしました。
中国から伝わったものをそのまま使用している二十四節気とは異なり、七十二候は日本の気候や風土に合うよう改良されたものを使用しています。

七十二候は季節を感じさせてくれる指針でもありますので全てご紹介をしたいと思います。

立春)2月4日~2月14日頃

東風解凍(はるかぜこおりをとく)…冷たい氷が溶け、東風が春の始まりを知らせてくれる頃です。
・黄鴬睍睆(うぐいすなく)…鶯(うぐいす)がきれいな鳴き声を響かせる頃。鶯は“春告鳥”とも呼ばれています。
魚上氷(うおこおりをいずる)…段々と暖まる日差しで冷たい氷が割れ始め、魚が顔を出す頃です。

雨水)2月18日~2月28日頃

土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)…徐々に雪から雨に変わり、土がしっとりと湿る頃です。
霞始靆(かすみはじめてたなびく)…春霞によって辺りがぼんやりとかすんで見える頃です。
草木萌動(そうもくめばえいずる)…段々と草や木の芽が開き始める頃です。

啓蟄)3月5日~3月15日頃

蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)…次第に暖かくなる気候に誘われて冬ごもりをしていた虫たちが動き出す頃です。
桃始笑(ももはじめてさく)…可愛らしい桃の花が咲き始める頃。昔は花が咲くことを“笑う”と表していた。
菜虫化蝶(なむしちょうとなる)…本格的な春の時期。青虫がさなぎから紋白蝶へとなる頃です。

春分)3月20日~3月30日頃

雀始巣(すずめはじめてすくう)…動物たちの繁殖の時期。雀が子のために巣の準備を始める頃です。
・桜始開(さくらはじめてひらく)…美しい桜の花が咲き始め、桜前線のニュースが伝えられる頃です。
・雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)…春の雷が鳴る頃です。

晴明)4月5日~4月15日頃

・玄鳥至(つばめきたる)…暖かな気候に誘われて南から燕が渡ってくる頃です。
・鴻雁北(こうがんかえる)…昔は東京にも生息していた雁(がん)と呼ばれる鳥が日本を去って北へ帰る頃です。
・虹始見(にじはじめてあらわる)…雨上がりに虹が出てくる頃です。

穀雨)4月20日~4月30日頃

・葭始生(あしはじめてしょうず)…秋にはススキに似た大きな穂を出す葭が水辺で芽を出す頃です。
・霜止出苗(しもやみてなえいずる)…朝晩の冷えが徐々に無くなり、霜が終わりを告げて稲の苗が成長する頃です。
・牡丹華(ぼたんはなさく)…春が終わりに近づき、華やかな牡丹が咲く頃です。

立夏)5月5日~5月15日頃

・蛙始鳴(かわずはじめてなく)…この日から春から夏へと移り変わります。蛙が鳴き始めて活動を始める頃です。
・蚯蚓出(みみずいずる)…他の虫より一足遅くミミズが地上へ這い出してくる頃です。
・竹笋生(たけのこしょうず)…伸びるスピードが速く、生命力を表す筍が地中から出てくる頃です。

小満)5月21日~5月31日頃

・蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)…美しい絹糸の元となる繭を作る蚕が桑の葉を食べ始める頃です。
・紅花栄(べにばなさかう)…昔は大変高価であった紅の材料となる紅花の花が盛んに咲き始める頃です。
・麦秋至(むぎのときいたる)…このあたりから麦の穂が実り、麦秋となる頃です。

芒種)6月5日~6月15日頃

・蟷螂生(かまきりしょうず)…草や木が生い茂り、カマキリが卵から孵り始める頃です。
・腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)…別名“朽草”とも呼ばれる蛍が草から顔を出し始める頃です。
・梅子黄(うめのみきばむ)…青かった実の梅が次第に黄ばんでくる頃です。

(夏至) 6月21日~7月1日頃

・乃東枯(なつかれくさかるる)…当時に目を出して紫色の花を咲かせる乃東が枯れてくる頃です。
・菖蒲華(あやめはなさく)…美しい花を咲かせる花菖蒲が咲き始める頃です。
半夏生(はんげしょうず)…農家では田植えを終える目安とされる頃です。

(小暑)7月7日~7月17日頃

・温風至(あつかぜいたる)…長かった梅雨が終わりに近づき、南風が吹いて徐々に暑い夏へと変わっていく頃です。
・蓮始開(はすはじめてひらく)…美しい蓮の花が咲き始める頃です。
・鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)…凛々しい鷹の子が飛び方を覚える頃です。

(大暑)7月23日~8月2日頃

・桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)…箪笥などの材料にもなる桐に実が付き始める頃です。
・土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)…土が湿って肌に張り付くような蒸し暑さの頃です。
・大雨時行(たいうときどきふる)…激しい夕立など、大雨が降りやすい頃です。

(立秋)8月7日~8月17日頃

・涼風至(すずかぜいたる)…この日から暦の上では秋に入り、涼しさを感じられる風が吹き始める頃です。
・寒蝉鳴(ひぐらしなく)…気温が下がる夕暮れなどにヒグラシが鳴き始める頃です。
・蒙霧升降(ふかききりまとう)…深く霧が立ち込める頃です。

(処暑)8月23日~9月2日頃

・綿柎開(わたのはなしべひらく)…白い綿の実がはじけて棉花が顔をのぞかせる頃です。
・天地始粛(てんちはじめてさむし)…この時期から暑さが落ち着いてくる頃です。
・禾乃登(こくものすなわちみのる)…稲穂が実り、カーブを描いて穂が垂れ始める頃です。

(白露)9月7日~9月17日頃

・草露白(くさのつゆしろし)…草木の朝露が白く見え始める頃です。
・鶺鴒鳴(せきれいなく)…長い尾と黒と白と黄の羽を持つセキレイが甲高い声で鳴き始める頃です。
・玄鳥去(つばめさる)…愛らしい燕の子育てが終わり、南へと帰っていく頃です。

(秋分)9月23日~10月3日頃

・雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)…雷が鳴らなくなる頃です。
・蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)…寒い冬に向けて虫たちの土籠りが始まる頃です。
・水始涸(みずはじめてかるる)…このあたりから稲を刈る時期に入り、田んぼの水を抜く頃です。

(寒露)10月8日~10月18日頃

・鴻雁来(こうがんきたる)…4月に北へ帰っていた雁が戻ってくる頃です。
・菊花開(きくのはなひらく)…可愛らしい菊の花が咲き始める頃です。
・蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)…昔はキリギリスと呼ばれていたコオロギが鳴き始める頃です。

(霜降)10月23日~11月2日頃

・霜始降花(しもはじめてふる)…農家にとっては草木を枯らしてしまう天敵の霜に気をつける頃です。
・霎時施(こさめときどきふる)…肌寒くなってきた中、時折小雨が降る頃です。
・楓蔦黄(もみじつたきばむ)…紅葉シーズンとなり、紅葉や楓が美しい色を付ける頃です。

(立冬)11月7日~11月17日頃

・山茶始開(つばきはじめてひらく)…美しい椿によく似ている山茶花の花が咲き始める頃です。
・地始凍(ちはじめてこおる)…寒さが増して土に霜柱が降り始める頃です。
・金盞香(きんせんかさく)…美しい花を咲かせる水仙が咲き始める頃です。

(小雪)11月22日~12月2日頃

・虹蔵不見(にじかくれてみえず)…冬の日差しになり、虹が見えづらくなる頃です。
・朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)…冷たい北風が木の葉を散らす頃です。
・橘始黄(たちばなはじめてきばむ)…柑橘類の実をつける橘がその実を黄色くさせる頃です。

(大雪)12月7日~12月17日頃

・閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)…薄暗い冬の気候になり、本格的な冬が始まる頃です。
・熊蟄穴(くまあなにこもる)…熊が冬ごもりを始める頃です。
・鱖魚群(さけのうおむらがる)…海に出ていた鮭が産卵のために川に戻ってくる頃です。

冬至)12月22日~1月1日頃

・乃東生(なつかれくさしょうず)…乃東が芽を出し始める頃です。
・麋角解(さわしかのつのおつる)…一年に一度、角が取れて春に新しい角を出す雄鹿の角が取れる頃です。
雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)…雪の積もった地面の下で麦の芽が顔を見せる頃です。

小寒)1月5日~1月15日

芹乃栄(せりすなわちさかう)…七草のひとつであるセリが良く育つ頃です。
水泉動(しみずあたたかをふくむ)…寒さで固まっていた泉が動き始める頃です。
雉始雊(きじはじめてなく)…色鮮やかな雄のキジが雌への求愛のために鳴く頃です。

大寒)1月20日~1月30日頃

款冬華(ふきのはなさく)…ほろ苦く、天ぷらにしても美味しいフキノトウが雪の下から出てくる頃。
水沢腹堅(さわみずこおりつめる)…凍える寒さで沢の水が厚く凍ってしまう頃。
・鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)…春が近づき、鶏が産卵を始める頃。

七十二候から旬を感じてみませんか?

一年を約5日間ごとに分け、72の区間に分けた七十二候には旬のものを教えてくれる箇所が何点もあります。

普段の生活では「今日は傘がいるかな?」とか「今日は寒いのかな?」などと天気や気温くらいしか気に留めない方が多いでしょう。
そんな中で七十二候は花の咲き頃や旬の食べ物なども教えてくれます。

例えば3月に訪れる “桃始笑”では桃の花の咲き頃を教えてくれます。
桜も綺麗ですが桃の花で一足早いお花見をしてみるのも風流で良いですよ。

花の咲き頃以外にも身近な物で旬を取り入れることもできます。
5月の“竹笋生”では筍が旬であることを教えてくれますから筍ご飯などを作ったり、1月の“款冬華”ではフキノトウの食べ頃が分かるので天ぷらにして食卓に早春を取り入れてはいかがでしょう。

旬の食べ物は季節を感じることができるのはもちろんの事、栄養価が高いので体に上手く働きかけてくれるものが多いです。
旬の食べ物は季節を楽しみながら健康にも繋げることができますよ。

他にも旬の花や食べ物はその時期しかないパワーがありますよね。
きっと皆さんにも強い生命力でパワーを与えてくれることかと思います。
その季節ごとにある旬の物を楽しんでみてくださいね。

まとめ

七十二候を全て見てみると、日本の四季折々の美しさを感じることができますよね。

寒さ暑さは外へ出れば体感することができますが、高いビルに囲まれた都心に住んでいる方ですと季節の移ろいに思いをはせることはなかなか難しいでしょう。
七十二候についてカレンダーに書いることもあるので、今日がどんな日なのか確認してみると良いかもしれません。

毎日何かと忙しい現代ですが、季節の移ろいを少しでも感じてほっと一息ついてみてくださいね。




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